BUFFALO メディアプレイヤー LinkTheater LT-V100のHDMI端子からテレビにケーブルで接続しても写らないということで、まぁどうせコネクタ ピンのハンダが割れているだけだろうと思いつつ診てみることにしました。
最近の電子機器は小型が進み、表面実装部品が多くこういったストレスのかかりやすいコネクタなども表面実装化され、さらには環境に配慮した鉛フリー化など、ハンダ不良が発生しやすい環境になりつつあるのかもしれません。



ピンのハンダ状態は目視では何ともないように見えますが、二十倍の双眼顕微鏡で診てみるとリード線とプリント基板のパターンの間に隙間がある物があったりします。
この基板はハンダ量が少ないように思われます。
これらのピン一つ一つの再ハンダを、双眼顕微鏡を
見ながら行っていくわけです。
これらのハンダの技術は日本溶接協会の規格を基に、ハンダの器機メーカーが実施しているソルダリングスクールで学ぶことができます。
ちなみに、私は白光さんのソルダリングスクールで学ばせていただきました。
それにしても今回のピンは細すぎて大変でした。

納得のいく出来ではありませんが、こんなもんでしょうか。