昨日の夜は、家族4人が揃って自宅で夕食を食べる最後の夜でした。


そろそろ土用の丑の日ですが、その日には息子は巣立った後になってしまうこと、息子の大好物が鰻であること。この2つの理由で、ひつまぶしにしました。

それに、軟骨と砂肝、いんげんの唐揚げ。

私の手料理を4人で揃って食べる最後のメニューです。




夕食の後には、4人で「カタン」というボードゲームをしました。

去年の自粛期間中に購入して、それ以来楽しみになっているものです。4人でないと、楽しめないものなので、これもラストゲームです。



加藤先生は「お別れの臨場感を持って」と言われています。
でも、これが本当に最後なのに、いつも続けていたことなので、最後だという気がしませんでした。頭では分かっているのに…

だからといって、いつも通りなのか?といえば、そんなことはありませんでした。
物理的な距離ができることは分かっているので、昔の思い出話をして、すごくたくさん笑いました。
まだまだ思春期の娘も、昨日はいつもの不機嫌そうな顔をしていませんでした。

こうして予定された別れには、優しさ、愛しさだけで向き合えるのだなと思いました。

もし、突然の別れが来たとしたら…
もっと優しくすればよかった。もっと愛してると伝えればよかった。
色々な後悔をすることは予想できます。
加藤先生は、私たちがその後悔をしないように伝え続けてくれているんだ。
今さらながら、改めて実感しました。