東北地方に伝わるイタコ。

 

イタコは盲目の訓練された女性で、霊を自分に降霊(憑依)させて、霊の代わりにその意志などを語ります。

 

             

 

世の中には霊の存在を信じる人、信じない人とがいて、信じない人にとってはイタコはいんちき以外の何物でもないということになるでしょう。

 

精神科医である私はイタコをどう見ているのでしょうか。

 

            

 

私は霊の存在については、証明ができない以上、いるともいないとも断言できないという立場をとります。

 

では、イタコはいんちきなのか。どうなのか。

 

それは・・・

 

イタコには存在する意味がある!

 

・・・という考えを持っています。

 

テレビで見たことのある方もいらっしゃると思います。

 

             

 

山奥の家で依頼者(お客さん)が、イタコに頼んで亡き父母の霊を降霊させてもらい、亡き親から思いを語ってもらいます。

 

そして依頼者は、イタコ(親)の言葉を聞いていたく感動し、そして涙し、また明日を生きていくエネルギーをもらったりします。

 

これはもうほとんどイタコというシステムを使ったカウンセリング(心理療法)の一種だと思います。

 

             

 

医療機関等で行われるカウンセリング(心理療法)は患者がカウンセラーと対話を通して、気づきを得たり、気持ちの整理をしたり、心安らかになれたりします。

 

イタコを依頼した人は、イタコの言葉を通して同様のこのような変化を経験することができます。

 

今回のタイトル『イタコはいんちきか?』『霊はいるの?』

 

・・・それは私には分かりません。

 

しかし、世の中の役に立っているし、価値のある仕事だと思っています。

 

 

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