デスマーチはまだまだ序盤です。

 

 

前回は分解する必要の無いほど程度の良いレンズを3本一気に完了させました。

いさかかチートなショートカットの感がありますが、明日の12/1日曜日は友人のお手伝いに行かなければならずまる一日作業ができないので少しでも時間を巻いておきたくてこのように対処しました。

 

 

それで今回はキャノンのFD 50mm F1.4 レンズです。

銘機(私には) S.S.C. の一つ前のモデルです。

海外では『クロームノーズ』と呼ばれてそれなりに人気があるみたいなんですが日本では人気が無いみたいですね。

ココの段階で先に一部ネタばらしをしてしまいます。

この後の話というか作業の展開が有らぬ方向に大幅に寄り道をするか最悪の場合は作業を中止して全く違う展開になる可能性があります。

残念ながら現段階ではその最終判断を下すための正確な証拠の確認も確定もできていないので最終的にどうなるかはまだわかりません。

我らが京浜急行電鉄の職人技『逝っとけダイヤ』と同じです。

それはさておき…。

このレンズなんですが…、なんか変というか中途半端な違和感を感じるんです。

以前私が一度分解してるのでしょうか?

中途半端にボロいんですよねぇ、このレンズ。

 

 

後玉にはたくさんカビがあるし

 

 

ボディ外観も中途半端に汚れている。

 

 

銘板にダメージがあるし…。

 

 

 

塗装が剥げているだけではなく傷が付いています。

随分乱暴な扱いを受けたみたいです。

 

 

銘板を外したらマイナスネジとプラスネジが相まみえていました。

マイナスネジからプラスネジに変わる過度機だったのでしょうね。

 

 

フォーカスリングの内側がやたらと汚いです。

フォーカスリングを外しちゃいましょう。

 

 

それはさておき前玉を取り出して精査すると…。

 

 

最初はO.K.だとお思ったんですが、内側にカビが生えていました。

 

 

カビを除去してレンズの内側をクリーニングして前玉を組み戻します。

前玉はここで一旦置いておきます。

 

 

次に後玉を取り外すためにマウント部を取り外します。

赤矢印の所にあるロックを下げて外周の銀色のリングを回転させて三カ所のネジにアクセスできるようにしてネジを外します。

 

 

ここで一旦時系列を戻します。

先程外したフォーカスリングを清掃します。

 

 

最初IPA=イソプロピルアルコールで汚れを拭き取ろうとしたのですが

全然汚れが落ちませんでした。

 

 

やっぱりこれが一番です。

 

 

 

こんな感じで内側の汚れもしっかりと落ちて

文字(数字)もこんなに綺麗になりました。

 

 

 

 

そしてマウント部と絞りリング等も…。

 

 

こんなに汚れが落ちてスッキリしました。

 

 

時系列を元に戻します。

マウント部を外すとこのような状態になり後玉へのアクセスが可能になります。

が、ここで変な物を発見します。

 

 

これです。

こんな所に小さなピンとスプリングが入っています。

 

 

紛失したら大変な事になるので

ピルケースに保護しました。

ピンの直径1.0mmー2.5mm程度 長さ8.0mm程度

スプリングの外径2.0mm程度 長さ5.0mm程度

 

 

このピンなんですが、上記のレアレンズを分解清掃した時に紛失してしまっていたんです。

 

 

だから現在もぽっかり穴が開いたままなんですぅ⤵⤵⤵

 

 

実は同じレンズの S.S.C. もありまして…。

 

 

こちらにはこんな風にピンが入っているんですね。

それで以前にF1.4 S.S.C. に付いているピンが共通で流用可能かなと試してみたんですが形状が違ったんです⤵⤵⤵

まぁF1.2はバケモノですから別設計なのは全然アリだわな。

ということでピンを紛失しちゃったあっちのF1.2のレンズは売りに出すことができなくなり

今まで机のオブジェになっていたんです。

 

でも…。

今回 S.S.C. じゃないFD 50mm F1.4 レンズを分解してみたらこっちの方はひょっとしたら共通若しくは流用が出来るかもしれないいです⤴⤴⤴

 

 

という事で…。

今までの作業はここまででで一旦停止保留にして

急遽このピンが流用可能かどうかを検証してみる事にします。

大幅な寄り道となります。

 

あぁ~⤵⤵⤵こんなことばかりやってるから本来の作業が進まずに時間だけが経過していくんだよなぁ~⤵⤵⤵

 

 

更に私が12歳の時から一緒に寝て、一緒に食べて、一緒に住んできたミドリ亀の

『亀緒』ちゃん(推定50歳以上)の現在里親になってもらっている友人よりヤフオクの代理出品を依頼されまして。

すわっ!娘が日頃受けている恩返しぞ『いざ鎌倉!鉢の木じゃぁ!とばかりにデスマーチの進軍を止め馳せ参じ、バイクを一台ヤフオクに出品しつつそのバイクの補足説明用のブログ記事を三本作製しました。

かなり疲れましたが久しぶりに思い焦がれるバイクへの想いを綴る事ができて心地よい達成感包まれながらようやくデスマーチに戻ります。

今後また彼女亀緒ちゃんにはたまに私のブロブに出演してもらうことになりそうですのでよろしかったら覚えておいてください。

 

 

と行進を止めて自宅を離れてはいても私の頭の中の行進は止めていませんでした。

ですからピンがいつの間にか2セットに増えています!

 

 

私のPCデスクから見て部屋の左角に今回の標準レンズを大量に野晒しにしていましたが、

同右角には望遠レンズをまとめて置いていました。

その中にFDレンズがないかとガサゴソと探したらこれが見つかりました。

6年くらい前に900円で買った(値札が付いていた)のですが、前玉のレンズが白濁してしまってもう使い物になりませんねぇ。

でもこの一角から一本の望遠レンズを含む9本のレンズがサルベージされました。

また仕事が増えた…。

 

 

この銀色のリングがFDレンズの特徴ですね。

 

ピンがもう1セット入手できたおかげでFD 55mm F1.2 のレンズはここでは触れずに次回にこのレンズをピンできじにすることにしました。

なのこのままこのF1.4レンズはクリーニング作業を継続していきます。

 

 

このレンズは前玉よりも後玉のカビが酷かったので分解していきます。

まず一番手前のレンズを外してみました。

中の二番目のレンズにもしっかりカビが生えていました。

 

 

そこで二枚目のレンズを外してみましたが三枚目にもしっかりとカビが生えていました。

この時点で絞り羽根を拡げて開放してもう一度確認してから三枚すべてクリーニング&拭き取りを行いながら組上げていきます。

 

 

レンズに気を取られていたら絞りリングが外れしまいました。(このことが後に泣きたくなるような悲劇を呼び寄せます)

更にクリック感を出すためのクリックボールまで紛失してしまいました⤵⤵⤵

 

 

実は私はこのクリックボールを作業中によく紛失するんです。

ですから何種類かのスチールボールを在庫しています。

左のボトルから1.2・1.3・1.5・2.0mmの各種スチールボールです。

 

 

キヤノンは確かΦ1.5mmだと思ったのですが、若干小さかったようなので同じレンズを分解して実際の直径を計ってみます。

 

 

直径1.6mmでした。

さすがにこんな中途半端なサイズは持っていなさそうなのでAmazonに発註する事にします。

 

 

その前にキャノンのクリックボールは1.6mmだとデータ表に記録しておきます。

ところがこの表の一番上のオリンパスのクリックボールが1.6mmだと記載されているではありませんか!

という事は…。

やっぱり。在庫がありました!

 

 

そもそもボトルに品名が記載されていなかったためにこのような混乱を招いたのですからこれを機に品名ラベルを製作して貼り付けます。

こんな風にいつも横道に入ってしまって道草ばっかりくっているからいつまでたってもレンズが仕上がらないんです。

まぁしょーがないか。

 

 

後玉の各レンズを丁寧にクリーニングしてから拭き上げて組上げてレンズに装着。

絞りリングを装着して…。

 

 

そしてマウントを取り付けるために三本のネジを締め込むと…。

絞りリングが固まってしまい回転してくれなくなります。

ネジを緩めると動くようになるのですが、それでは話になりません⤵⤵⤵

何回やってみても何十回やってみても全然動くようになりません。

そりゃそうですよ原因が判明せずひたすら同じことを繰り返しているだけですから。。。

今回はデスマーチなので降参していまって次のレンズに行くことはできません。

そんなこんなでリトライを続ける事ける事3時間半ほど経過した頃に『まさか?』と思われる事に気付き遂に原因が判明しました。

以降は軽やかにスムースにクリック感を伴って回転するようになりました⤴⤴⤴

結果『絞りリングは絶対レンズ本体から取り外すな!!!』という事です。

もう疲れ果てて原因を開設する気になれません…。

まぁ、同じ系統のレンズは座って手の届く範囲であと5本あるので(だからデスマーチなんですが)次の機会に原因をキチンと説明させていただきます。

 

 

作業を続けます。

前玉を本体に装着します。

 

 

フォーカスリングを装着します。

 

 

レンズフード&フィルター取付リングを装着。

取付用の3本のネジに緩み止めの背着剤を塗布。

乾燥時間を有効活用するためにこのブログの記事を推敲して記入します。

 

 

更に少しでも接着剤の乾燥時間を稼ぐために前後面レンズの最終クリーニング&拭き上げを先におこないます。

 

 

後玉は比較的カビが多かったので仕方ないのかもしれませんが…。

特に一番手前の空気に触れている部分に薄いクモリがあり除去できませんでした。

 

 

前玉はかなり綺麗なのでよけいに残念です。

 

 

青色LEDを灯すとこんな感じになります。

このクモってみえるのは一番後ろのレンズの表面(後面?)の薄クモリです。

私にはもうこれ以上はどうにもできません。。。

 

 

本体もそれなりにキレイにはなったのですが…。

総体的には今一つのコンディションですねぇ。

 

最後に、

本記事を書き終えてから投稿前の最終チェックをしていて気付いたのですがこのレンズのマウントASSYが途中でなぜか他のレンズのマウントASSYと入れ換わってしまっていますねぇ。

画像をよく見るとマウントに印字された番号が途中から違う番号になっています。

 

今回はとても疲れました⤵⤵⤵

私はFDレンズを分解すると毎回マウント部分で作業がドツボに嵌ってしまうんです。

今回も同じ運命を辿ってしまいました。

キヤノンのFDマウントとNEW FDマウントはまだあと11本あります。(在庫は更にある)

デスマーチはまだまだこれからです。