露出計不良で返品されて来たキャノンデミE17です。

 

 

注意喚起の記事を書こうと思って注意喚起の通り絞り羽根を壊して実証してしまい余計な修理を行う羽目になり大幅に本筋から外れてしまいました。

またとてつもない時間を浪費してしまいました。

 

 

昨日は

成功か失敗かデッド or アライブといったナイフの切っ先を突き立てられたような感じで感じで悪戦苦闘の末どうにかシャッタユニットの組上げに成功しました。

これでとうとうデミEE17は全バラ出来るようになった訳ですが出来れば二度とやりたくありません。

 

 

前板を取り付けて動作確認をすると動作が渋いというか何かがおかしい感じがします。

ウン、これ使うのを止めましょう!

コレを使ってしまって後々クレームになってしまって返品されても困るのでここは素直にまるごと交換してしまいましょう。

結果的に時間の無駄になってしまいましたが今の私の実力ではここまでです。

でも大変勉強になりました。

 

 

上が今回断念したユニットです。

下が部品取り機から移植するユニットです。

一部金属の材質が違いますね。

おそらく下の真鍮を使われたユニットの方が初期型になると思われます。

 

 

移植するユニットですが、異常に程度が良いです。

どうも以前に私自身が一度クリーニングをしたみたいです。

そういえば…。過去に発送前に最終チェックしたデミEE17の動作が良くなかったので今回のようにユニットを丸ごと交換した事がありました。

ひょっとしたらそのユニットかもしれないと思い一度仮組をして動作を確認してみました。

しかし全く問題なくスムースに動作しているのでコレを使用します。

 

 

次に露出計のユニットです。

こちらも部品取り機からの移植になるのですが、良さげなユニットがなかなか見つかりません。

そんな中cds素子の端子(電線)が水銀電池の液漏れが原因で腐食してボロボロに崩れて短くなり過ぎて再使用を断念した個体を発見!

最小を断念したと言っても端子が短くなり過ぎただけで動作には全く問題ありません。

という事で今回はコレを移植します。

 

 

短くなり過ぎた端子に新たな電線をハンダ付けします。

 

 

裸のままだと短絡やこの部分に曲げ応力が集中してしまい断線してしまう可能性もありますので熱収縮チューブを被せます。

 

 

前板=シャッターユニットを取り付けた後に露出計を取り付けてから電線をハンダ付けします。

延長したcds素子の端子(電線)も見事にフィットしています。

 

 

最後にファインダーを取り付けフォーカスインジケーターの指針の調整をしてシャッターユニットの交換の完了です。

 

 

コレでようやく本題の露出計です。

入射角の違う二つの露出計ともう一台の修理済みのデミEE17を使って精度を確認します。

すると少しズレていますね。

-0.5~-1.0といった感じでしょうか。

 

 

この程度の誤差であれば露出計ユニットの横にある可変抵抗の抵抗値を変える事で調整できます。

明るい所と暗めの所の二カ所を測ってどちらも二つの露出計とデミEE17同じような同じような値になりました。

これで完成です。

 

本来ならここで就労なのですが、今回の再修理を機にこのカメラのアップグレードを行っていきます。

次回は無限遠のピントの調整を行います。