リコーのオート35Vです。
ようやくテスト撮影の続きができました。
今回はヤシカハーフ14とキャノンデミEE17そしてペンタックスSP(測距離用)が同伴しました。
フィルムはKodak ColorPlus ASA200
露出計がセレン式なので電池は使いません。
前述のように無限遠が若干ズレていますのでご了承ください。
あら、思ったよりしっかり写っていますね。
最近ハーフサイズカメラの画像ばかり見ていたのでそう感じるのでしょうか。
日陰の部分も黒く潰れずに表現されています。
こんな細かい植物もそれなりに写っていますね。
この画像で特筆すべきは車が流れてしまってブレて写っているということです。
この道路を走る車は時速30kmくらいで走るので、その車がブレるという事は
かなりシャッタスピードが遅いのではないでしょうか。
良い感じで写っていますね。
なんだか他のカメラとは違う表現性を感じます。
キレキレの解像力
カリカリの描写力
ではないけども良い感じで映っています。
発色も悪くありません。
このカメラは日陰に強いのでしょうか。
デミEE17と較べるとかなり違います。
露出計の受光部の違いからきているのかな。
左側が巣こそボケています。
被写界深度が理解できるかと思います。
なんか緩いというか、温かい感じがします。
看板のデザインと相まって昭和感が醸し出されています。
無限遠で撮影しました。
デミEE17ほどのキレはありませんが充分合格点です。
文字もそれなりに読めますね。
本当になんともいえない良い感じです。
昭和の感じがする映りです。
コレはちょっと露出がオーバーな感があります。
まぁまぁですね。
これ、電車の撮影で見事に失敗してしまいました。
それには理由がありまして、走行してくる電車を撮影する時はこのようにシャッタータイミングが遅れて前面が切れないようにハーフシャッター(シャッタボタンを切れる直前まで押しておく)状態にして撮影するのですが、オート35Vの「招き猫型シャッター」ではハーフシャッターの加減が難しくてこのような結果になりました。
招き猫型シャッターはストロークが長いため手ブレを起こす一因になりそうです。
こちらはシャッターのタイミングはまぁまぁだったのですが、今度はシャッタースピードが遅かったようですね。
最大で1/250秒なのでこうなることは最初から判っていたので無問題です。
影の部分に強いというよりもコントラストが弱いということでしょうか。
距離1mだったのでフォーカスリングを右に止まるまで回して撮影したのですが
ボケましたね。
やはり無限遠が若干ズレているせいでしょうか。
これ実際は日陰でかなり暗いんですよ。
ですから絞りが開放に近くなってしまってこのようになってしまったと思います。
取説にあった『大まかなピント調整で大丈夫です。』
というのも状況によると思うのですが。
これらは大変良く写っていますがやはりコントラストが少し弱いような感じがします。
この画像だけコントラストが強いですね露出計が明るい方に向いたんでしょうね。
上手な人こういったことも考えて撮影をされるのでしょうね。
無限遠の調整が合っていないせいもありますが、お山の絵印がまさか14mとは思っていなかったので全身の絵印が3mですからお山の絵印はいいところ7~10mだろうと想定していたので3m以遠はピントがズレたと思います。
あとコントラストが弱い傾向にあるみたいですね。
それは差し置いてもなかなかの映りであり描写力です。
トリガー式の巻上げレバーにはちょっと癖を感じました。
フィルムを巻き上げる時にいちいちトリガー部を90度回転させて飛び出させなければならず、それが非常に面倒くさいです。なのでトリガーが飛び出した状態にしておくと今度は持ち運びが不便になってしまいます。
後にこのシステムが全く見られなくなったのも頷けます。
あとこの年代のカメラは部品数が少なく構造が単純すぎるので格下に見る傾向をたまに散見しますが私はそうは思いません。
構造が単純で部品数が少なくてもしっかりと映るのならば私は万々歳です。
なぜならば構造が単純で部品数が少ない程に故障する確率が下がるからです。
故障の原因が減るのだから当然のことです。
その代表格がオリンパスTRIP35ではないでしょうか。
このリコーオート35Vも見た目だけの張りぼて美人さんではなく映りや描写力といった実力をしっかり持った麗人でした。


































