ペンタックスのM42マウント一眼レフ用レンズ スーパー マルチ コーテッド タクマー 35mm F2 (トリウムレンズ)です。

 

 

昨日からの続きの組立です。

 

本当はテスト撮影にいきたいのですが、昨夜我が家の水槽にお迎えする「ヤリタナゴ」が本日届くとの連絡が運送会社よりありまして外出できずに悶々としております。

ということでレンズの組み立ての続きを行う事にしました。

 

 

さぁ~て、それでは絞り羽根を組み立てて行きましょう。

まずは右側のリングを

 

 

鏡胴の中に入れます。

 

 

鏡胴とリングにそれぞれ6個の穴がります。

両方二つの穴をまたぐようにして絞り羽根にある二つのリブ(突起)をそれぞれの穴にはめていくというか乗せていきます。

絞り羽根が非常に軽くヒラヒラしているのと指紋のような油脂を付着させる事は厳禁なためかなり難しいというか神経を集中しなければなりません。

それでも今回は6枚羽根なので5枚目まではソコソコ楽に乗せられるのですが、最後の一枚がとても難しいのです。

ただ乗せるのではなく最初の羽根の下に滑り込ませるようにして乗せなければならず、失敗すると「黒ひげ危機一髪」のように絞り羽根が大崩壊して苦労が水の泡になってしまいます。

 

 

ようやく組み(乗せ)上がりました。

次に右手に見えるリングを絞り羽根の上から乗せます。

 

 

ゴムオープナーでリングを締め付けて

 

 

ハイ、出来上がり!

と思ったのですが絞り羽根が全く動かなくなってしまいました。

どうやら無闇に締め付けてしまうとクリアランス(すき間)、が無くなってしまい絞り羽根が動かなくなってしまうようです。ですからスムースに動く位置まで戻す(緩める)必要があるようです。ですが緩めすぎるのもよろしくないと思うのでギリギリの部分を狙います。

『締め込んだ状態から○○回転戻す』といったようなデータ(情報)が無いので苦労しましたがまぁまぁの加減を見付け出しました。

さらに、この位置を固定するロックナットのような物はありません。

これでは将来緩んでしまいガタが出る可能性があります。

そういえばこのリングを緩めた時にネジ山から接着剤のカスのような物が出てきました。

ということで接着剤をネジや部付近に流し込んでおきました。

 

 

 

仮組の状態ですが、絞りリングの動きに連動して絞り羽根がスムーズに開閉します。

レバーを曲げた影響や弊害はありませんでした。

 

 

絞り羽根側から出ているピンを絞りコントロールユニットのレバーのフォークに差し込むようにして鏡胴をハメ込みます。

 

 

 

 

側面にある三本のネジを締め付けて絞りコントロールユニットを取り付けます。

これらのネジも緩み止めの接着剤を塗布します。

 

 

絞りリングの内側にグリスを少量塗布します。

 

 

脱落防止のためのグリスを塗布してからクリックボールを置きます。

 

 

絞りリングを鏡胴にはめ込んだ後に被写界深度とピントを表示するリングを「合わせマーク」に則って位置を合わせて三本のイモネジを締め付けます。

F16の位置が🔶の中心より若干ズレている感がありますが、もう一本の未分解のレンズもこんな感じだったのでそれに合わせます。

 

これ以上の作業は無限遠の調整が関わってくるため前後玉のレンズ群がないと組立てられません。

しかし黄変治療のための日光浴にかかりきりのため申し訳ありませんが今日はここまでとなります。

再開は数日後になります。