昨日はカメラの修理をお休みいたしました。

我が家の川魚水槽のために発注した水中ポンプが届いたので

そのポンプに取付けるエアーレーションシステムを自作していました。

 

ヤシカのハーフ 14です。

 

 

一昨日 二台ともシャッターユニットが無事に復活してくれてB開放できるようになりました。実にラッキーでした。

シャッター&絞り羽根とフライホイールの洗浄がこのカメラにとっていかに重要かという事を学びました。

しかしフライホイールの持つ運動量には余裕(マージン)が無いのは明らかであり、

ちょっとした汚れやオイルの劣化等ですぐに動作不良になるであろうと予測されます。下手をすれば修理完了後数ヶ月で動作不動を起こすでしょう。

事実今回分解・洗浄した二台のうちの一台は去年の6月後半に修理を完了したのですが11月にはシャッターに不具合が発生して販売を中止していました。

 

 

さて、シャッターユニットを前板に組付けたいのですが、この前板にと搭載されている露出計に欠品があり使用不能なためまず露出計を他の個体から移植します。

 

 

移植元はこの個体です。

パッと見では程度が良さそうなのですが…。

 

 

裏蓋側が塗装の下地から腐食しています。

 

 

更にモルトの無水分解による腐食でこんなにボロボロになっています。

塗装を剥がして下地を慣らしてから再塗装する方法もあるのですが、

塗膜の強度の問題と再塗装した部分とオリジナルの塗装の部分で質感が違ってしまうのと塗膜に段差ができるのでここまで腐食してる場合は再塗装はしません。

 

 

露出計移植のため軍艦を外します。

ヤシカーのハーフサイズカメラを分解していていつも思うのですが。

軍艦を取り付けているネジなんですが。

 

 

3本のうちのこの場所の1本だけが頭が平らなんです。

他の2本は頭が丸まって出っ張っているのに。

ナゼなんでしょう?

 

 

露出計を取り外しました。

 

 

露出計を前板に組付けようとしたら…。

またバカ穴になっている!ヤレヤレ⤵⤵⤵

 

 

 

幸い露出計を取り外していない前板がもう一個あるので

それの片方のネジを外して位置を確認して合わせます。

 

 

ようやく組み上がりました。

 

 

ついでにcds素子へ行く配線を新品に交換します。

コードの色が赤色なので勘違いしやすいのですがこのコードはマイナス側となります。

マイナスボディアースです。

 

 

シャッターユニッとをひっくり返します

 

 

シャッターレバーに連携する二本のリングを乗せます。

そして各々のレバーや穴、爪を前板の所定の位置にそれぞれはめ込みますと

 

 

前板が嵌ります。

 

 

そしてアノ憎たらしいナットをネジ山に嚙ませて

 

 

オーバートルク気味に締め込みます。

 

 

矢印のEE機構連同レバーを取り付けます。

 

 

前板の完成です。

 

 

前板組付け後も見事にB開放してくれます。

 

トントン拍子に作業が進んでいるような書き方をしましたが、実は前板組付け後に動作確認をしたところシャッターレバーの動きがおかしかったのです。

シャッターを押している途中で何かが引っ掛かるような違和感があり、たまにシャッターレバーが戻らなくなります。

この症状の原因解明と対策にかなり時間を費やしました。

原因の説明はちょっと難しいので割愛しますが、結局はタイマーユニットを交換する事で何とか対処できました。

シャッターに次いでトラブルが多いというかまともに動作しないのがタイマーです。

タイマーは動くのですがタイマーの動きが終わってもシャッターが切れないという症状がちょくちょく発生します。

原因はタイマーとシャッターが連携するためのリンク機構のような物がうまく嚙み合わずに動作不良を起こします。

調整はかなり困難です。

 

もう一個のシャッターユニットは本日発注した部品(素材)が届くまで組上げられません。おそらく五日~一週間程度かかるでしょうか。

ですので引き続き本日前板が完成した方の作業を進めていきますが本日はここまでとさせていただきます。