やたらと手間がかかり更に不運が連続してしまった KONICA Eye 2 です。

ようやく完成&撮影に成功しました。


Eye 2

 

特殊工具の納品待ちとかテスト撮影の三度の失敗もあって修理開始から三週間近くかかってしまいました。

最初は電池室を本体に固定するネジとその蓋を補佐スプリングを固定する太さ1.6mmのネジが腐食による固着で緩まずに頭を破壊してしまいました。

仕方ないので1.35mmのドリルで穴を開けて1.7mmのタップで再びネジ山を切って1.7mmのプラスネジで固定しました。

 

ドリルとタップ

 

上が下穴用の1.35mmのドリル刃

下が1.7mmのネジを切る一番タップです。ネジ穴が貫通してたので二番三番は使いません。

そして左の黒いネジがオリジナルの1.6mmマイナスネジ

右が1.7mmのプラスネジです。

マイナスねじ入手困難というか入手できても高価になりそうだったので諦めました。

 

だいたいねじ

 

こんな感じになってしまいましたが、本体の中なので完成後は見えなくなるので一安心です。

 

そしてようやくのテスト撮影初回、現像したら全て真っ黒!

原因は一発目の撮影で露出計の針が1/800秒で引っ掛かって固定されて露出がアンダーになったと判断し再び分解してしゅうせいしました。

そしてテスト撮影2回目、再び真っ黒!!

こりゃもう私の能力では治せないとか思ったのですがよく見ると、ところどころで数枚だけ写っていました。これは露出がアンダーになり過ぎたので試しにマニュアルで撮影した駒でした。このことからシャッターが開いていないと判断。

自宅に戻ってチェックしたらヤッパリ開いていませんでした。

 

シャッターユニット

 

三度目の分解で発覚した原因は赤い線で囲ったネジを一度緩めてしまったこと。

このネジは露出計の針を挟み込むレバーとシャッタースピードを変換するレバーを共締めするネジで、緩めてしまうと相関比が狂ってしまいシャッタースピードと露出の連携が狂ってしまいます。アンタッチャブルなネジを緩めてしまいました。

仕方ないのでこのユニット全てを部品取りのジャンクから移植しました。

 

そしてテスト撮影3回目.今度こそと意気込んで現像を依頼してからの帰り道、信号でふとカメラに目をおとしたら『カメラ本体のASA設定が25』になっていました。

フィルムはASA400ですから轟沈ですね。

フィルム代と現像代3回分がパーです。あぁ~っ、心と財布が痛い。

 

そしてそして本日4回目のテスト撮影。

使用したフィルムはKodakのUKTRAMAX ASA400

電池はLR44挿入時1.53Vです。

敢えてLR44を選んだのはEye3の時にPR44だと露出がオーバー気味に感じたからです。

 

テスト撮影01

撮影しようとしたらにわか雨が降ってきたので試しに窓とドアから撮影したらこんな感じになりました。

 

テスト撮影02

晴れればイイ感じです。

 

テスト撮影03

右目測を誤っています。

 

テスト撮影04

逆光です。

 

テスト撮影05

太陽が雲に隠れた? 無限遠だと今一な感じがします。

 

テスト撮影06

左も無限遠

 

テスト撮影07

これも左は無限 右は最短の1mです。

 

テスト撮影08

水玉がこんなに良く写るとは

 

テスト撮影09

左は無限です

 

テスト撮影10

 

テスト撮影11

右は無限

 

テスト撮影12

左も無限

 

テスト撮影13

無限

 

テスト撮影14

無限

 

テスト撮影15

左は無限

 

テスト撮影16

左は日陰のためF値が小さいのでボケに

右は目測が甘かったです

 

テスト撮影17

左は目測が甘い

右は無限

 

テスト撮影18

右も目測です。

 

テスト撮影19

どちらも無限遠です。

 

以上、前回マニュアルフォーカスのカメラで撮影したら目測の距離感が狂ってしまいボケた画像が多いですが、露出やコントラストはPR44電池よりもかなり良くなっています。

あと近距離の映りはすばらしいのですが、以前のEye 3同様に無限遠で撮影するとピントが甘くなるようですね。無限遠に影響するフォーカスリングは今回分解していません。Eye 3は合わせマークを刻んでからぶんかいしましたので影響は無いと思います。

 

今回はなんだかんでクダクダになってしまいとても疲れてしまいました。