売り物にならなさそうなカメラをしまっていた押し入れの中を久しぶりに覗いてみたら不思議な形状をした物体が目にとまりました。

 

ミニオンズ

なんかミニオンズみたいな感じですね。

以前からこの存在には気付いていたんですがあまりも異端な形だったので無視してきました。

 

露出計

反対側はこんな感じで露出計のようですね。

名前がMINOLTA VIEW METER 9だったのでネットで調べたら使い方がわかりました。

 

LR50電池

電池がこんな形状の変わった電池です。

この電池当時はH-P型の水銀電池だったのですが、代替品となるアルカリ電池は残念ながら現在日本では生産されていません。

ところが中国では代替品がL&50という名称で生産されていて日本のAmazonで購入ができたのですが現在は在庫切れとなっています。

でもメルカリに一個単位で出品されている方がいらっしゃるので現時点では入手可能です。

アダプターを使ってSR44電池を使う方法もありますが、容量の都合でこの大きさになっているのでしょうからSR44では容量が小さ過ぎて役不足だと私は思います。

 

それでこの電池を使ってテストしてみたらなんと動きました!

しかもほぼ正確です。

 

ということで

 

二つの露出計

 

たまたまヤフオクに安く出品されていたので落札しました。

画像の左側がそうですがダイアル中心の飾りプレートが紛失していますがこれは凄く取れやすいので仕方がありません。電池の蓋を外すと古い電池が入っていて固着しているのか取り出せません。

 

取れない電池

電池の腐食が激しいです

 

一部破損

結局電池周囲のプレートを外して電池を取り出しましたが取付部の一部が破損していました。でも治せます。

 

腐食した電池

電池の横がこのように膨れ上がったため外れなかっただけで液漏れによる露出計のダメージは皆無でした。

 

USB電源

破損しているので電池を使っての動作確認ができないのでこれを使います。

 

USB電源02

USBポートに差し込むとこのように安定した電源として使用できます。

修理の際に底蓋の無い分解した状態だと電池を入れて露出計の確認をする事が出来ないのでこれをAmazonで入手しました。

 

電圧チェック

表示されている電圧とテスターで計測した数値には若干の違いがあります。

 

動作テスト

そしてコードを各電極に接続して動作確認をしたら

 

動いた!

動きました!

しかも数値もほぼ正確です。

 

実はこちらの露出計のcdsを新品の物に交換してみてもう一台のオリジナルのcdsセルが付いた露出計と動作の違いがでるかどうか比較してみようと思っています。

 

cdsセル

cdsが今まで使っていた物より若干大きいみたいなので新たにcdsを発注しましたので到着待ちとなりました。

本日の作業はここまでです。