3年の月日の経過とは長いものですね。
ebay に出品しようと思ったら色々と変わっていて結果的に一からの復習になってし
まいました。しかしあと数回修繕して基本となるテンプレートさえ完成すれば以降はだいぶ楽になると思います。
そんなこんなで悪戦苦闘していた昨夜,ふと頭の中に『そういえばオリジナルのcdsセルを使ってKONICA Eye3で撮影したらどんな写りになるんだろう? 』といった考えが頭によぎり早速オリジナルのcdsに換装し直して今朝撮影してきました。
するとシャッタースピードがGL5528の時よりも一段階場合によっては二段階遅くなったんです。シャッターの構造上,シャッタースピードが遅くなる=絞りが開かれるはずなので『こりゃ露出オーバーいなるのでは?』と危惧していたのですが結果はその通りのとても残念な結果になりました。
論より証拠です。一気に行きます。
とこんな感じです。
全体的にGL5528よりもハッキリと露出オーバー気味で、絞りが開いているために被写界深度が浅くピント調節に苦労します。鬼滅の刃がその好例となります。
EEカメラでこの露出オーバー気味を補正する方法としては
① ASA200 のフィルムを使ってカメラ本体のASA 設定を400にする。
② 電池をSR44等の電圧が高いタイプを使用する。
です。
ですが①はシャッター&絞りの計測値が同じとなるためピンボケとなる可能性があります。GL5528であればこの方法もありです。
従ってこの状態だと②の対処方法しかなさそうですね。
更にややこしい問題がありまして『オリジナルのcdsセルは個々によって経年劣化度が逢うため計測値にバラつきがでる。』んです。もう一個の部品取りのcdsセルは光の量を変えても殆ど抵抗の変化はなく、その上電線が腐食していてボロボロと崩れていく状態でした。
この事から『整備済みで露出計もちゃんと動いています。と謳って販売されていてもカメラここによってコンディションが微妙に違っているので実写確認していなければ露出計の良否またはクセは把握できない。』
という可能性もあります。実写撮影していれば『露出がオーバー(アンダー)気味なのでASA値を○○段階下げる(上げる)等の対応をして頂き、独自の好みの設定を見つけてみてください』といったフォロー説明ができるのではないでしょうか。
私の今までの実写撮影をした結果、
① 電池の電圧が1.5Vのように規定より高いと露出がアンダー気味になる傾向がある(配線やハンダの腐食劣化等によって電圧降下起こしている場合はその程度によっては丁度良くなる場合あある)
② 電池の電圧が1.35Vより低くなってしまっている場合は露出がオーバー気味になる。
みたいです。
①の対処方法としては前述のようにASA値を○段階下げるか絞り値を○段階上げる。
②の対処方法としては逆にASA値を○段階上げるか絞り値を○段階下げる。だけど使い込んだ電池の電圧は何ボルト?なんて一々計測できないのでLR44ではなく高価でもSR44を使うべきでしょう。空気電池はわざわざ『補聴器用』謳われているので大飯喰らいの古いカメラに使用すると寿命が短いかもしれません。
正直フィルム代は最近高額になっていますし現像代だってかかります。
こんなに何回も試写していたら私の財布の中身に赤ベロが出てしまいます。
ただしおかげで今回解ったこともあります。
古いカメラを完璧な状態にするのは難しい。というよりも何が完璧なのか?
であれば『先ずはカメラ個体の現状及び癖をありのままにお客様に伝えて販売後もお客様と共に在ってフォローしお客様の好みの写りになるように努力してチューニングする。必要であれば返送してもらう。ご納得いかなければ返品していただく。』しかなさそうですね。
旧いカメラは売れたらそれで終わりという訳にはいきそうにありません。
運送中の衝撃で不具合が発生する場合もあるでしょうし...。
でもEEカメラってのはカメラ自身が自動的に露出計を計算してくれて撮影者は何も考えなくてもシャッターボタンを押すだけでキレイに写るというのが主旨でしょうから
上記の私の考えはその主旨から逸脱してる感もありますが旧いカメラなんだから仕方がないという暖かい気持ちをカメラ達に注いでいただければありがたいです。









