今回はハーフカメラの KONICA Eye3 を分解・レストア・修理をして実際に撮影をしてみたいと思います。

前回 姉にあたるKONICA Auto S 1.6 の内部構造に感嘆し撮影した画像の描写力の凄さに心を踊らさせられたのでハーフサイズカメラの Eye3 はどうなのだろうと思い至り、在庫の中から一台引っ張り出してきました。

 

Eye3 ボロ01Eye3 ボロ02

 

Eye3 ボロ03

状態はボロボロです。

今回は治せるか微妙ですがやれるだけやってみます。

 

初っ端から深刻な問題が発生しました。

銘板

本来この銘板あたる黒い部分は

銘板固定リング

このリングを使って締めこまれて固定されているのですが、この子はこのリングがないためなんと接着剤で接着されていました!それもかなり強力な接着剤で。

こうなってしまうともう破壊覚悟で強制的に取り外しかありません。

再使用できない

銘板はあちこちが欠けてしまい外筒は変形してしまい再使用不可能です。

だから接着する時は注意が必要だと以前説明したんです。

先に進みます。

 

様々な部品がテンコ盛り

軍艦を外すと狭いスペースに部品がごっちゃり。
KONICAお得意のこだわりが満載している予感がします。

前板を外す

レンズにはまだ手を付けませんので前板ごと外します。

その下にもう一枚板があった

ありゃ、シャッターユニットは別の板に載っかている!

ファインダーを先に外してから4本のネジを外すと

シャッターユニット

シャッターユニットが露出計ごとスッポリと外れました。

あちゃぁ~シャッター方式が蹴たぐりフライホイール式だ。

私はこの方式が嫌いなんです。理由は組立時に説明します。

 

露出計に繋がる全ての配線の導通と抵抗をチェックし問題ないのに露出計が動きません。そうなると露出計のコイル内部で断線している可能性があります。

露出計コイル その1

やはりハンダ付が取れて断線していました。

露出計コイル その2

再ハンダ付けは一筋縄ではハンダが乗らないので手間がかかりますが

なんとか付きました。

動作チェック その1

右側一円玉の下にある丸い部品に針が出ています。

動作チェック その2

電池を接続したら針が動きました。上にあるcdsセルに当たる光を動かすと針の位置が変化するので露出計の修理は完了です。

後は組み上げるだけです。

 

本日はここまでです。

次回はシャッターユニットの分解と清掃から始めます。