二日前に作業をしていたら突然「パーン!」と火薬が破裂したような音が部屋中に響きわたりました。
すわっ!何事? と机の上を見回すとこんなものを発見しました。
蓋の開いてしまったLR44電池です。
どうやらこれが破裂したようです。
開封して使用してから数ヶ月もすると異様に膨らんでくる電池があります。
ちょっと判りにくいかもしれませんが画像はSR44です。
左側の電池のプラス側が膨らんでいます。
カメラに挿入した状態でこの様に破裂されたらとんでもない被害を被る可能性があります。電動アシスト自転車のバッテリーが発火するという話は度々聞きましたが、ボタン電池も小さいとはいえ同じバッテリーです。
某国性と思われる格安電池は気を付けた方がよいかと思います。
またカメラを使用しない時は電池を取り外しておいた方がよいです。
さて、
先日仕上げたOLYMPUS Pen D3ですが、露出計の動作確認をしていた際に数値がなかなか安定してくれませんでした。
そして何回か繰り返していたらLR44電池の電圧が急激に落ちてしまい更に数値が不安定になってしまいました。
このような自作の単三電池ボックスを接続して動作チェックすると数値が安定するのでLR44では容量が足りないのでしょうか。
しかし625電池は大きすぎて入りません。
SR44なら容量に問題ないのかもしれませんが....高い。
とそんなこんなでネットで探索していたらこんな電池を見つけました。
空気亜鉛電池 PR44というものです。主に補聴器のバッテリーとして使われているそうです。
昔のMR9水銀電池の性能に近いらしく電圧も1.4Vですね。
私は昨日までこの電池の存在を知りませんでした。
また
LR44電池は高照度時と低照度時の測光誤差が大きいため、使わないほうが良いとの説もありました。
ということでこでこのPR44電池を使ってこれからOLYMPUS Pen D3の試写に行ってきます。