今日はかかりつけの某歯科大学付属病院にて水銀暴露源として悪名高いアマルガム(水銀化合物)を除去してもらいました。

 


黒ずんだ銀歯がアマルガム(水銀化合物)

 

安全性を重視するのであれば、相応の設備が整った歯科医で除去するのが最適なのですが、安全除去を売りにしているクイックシルバー系の認定医に問い合わせた所、1本除去するのに総額3万円近くかかると言われ、断念しました。
 

歯科大学付属病院では「ラバーダム」というゴム製の膜を張って水銀を誤飲しにくくしつつ、通常のバキュームでアマルガムのカス等を吸入するという多少安全性に配慮したレベルでの除去となりました。

ラバーダムはこんな感じです。

 

ただ、大学病院という事もあり、歯科医師試験に合格してから2年目の若手の先生が担当する事となり、少々心配。。。

C1レベルの虫歯を治療したアマルガム除去をしてコンポジットレジンを入れるだけだったはずが、「想像以上に虫歯が進行している」との事で、ガリガリと神経近くまで削られ、痛くて麻酔をし、さらにガリガリ。。。

かなり削り取られてしまいました。

 

しかも途中からラバーダムの隙間から削りカスを多少なりとも含んだ水がダラダラ喉の奥に流れ混んできて、ラバーダムでそれに気が付いてもらえず、喉の奥が水たまり状態。


ラバーダムの意味が。。。
 

ラバーダムを外した時に気が付いてもらえ、「すいません!」と言われ、歯科衛生士のインターン学生らしき人にバキュームで吸ってもらえましたが、恐らく口の中はアマルガムを含んだ小さなカスが一杯だった事でしょう。。。

 

歯科大学附属病院の新米医師の練習台兼実験台なので、歯の写真をパシャパシャ撮影されながらの作業だったので、アマルガムを除去するだけで、約1時間超かかりました。。。
終わった時は脱力感で一杯でした。


必要以上に削られ、口の中は汚水であふれ、即日で終わるはずが、来週以降も治療継続に。。。

正直、かなり凹みました。。。

 

会計するまでは歯科大学付属病院の新米歯科医にお願いした事を少々後悔しましたが、唯一良いことが!

 

会計「500円になります!」

 

や、安い!!

 

保険治療とはいえ、ラバーダムをつかった1時間以上かかった治療で「500円」(病院側の収入は1,666円)では病院側は完全に大赤字ですね。

若手歯科医師の練習台&実験台になっても良いし、荒治療で歯を削りすぎても安ければ気にしない、という気持ちがあれば、1つの選択肢になるとは思います。

(学生時代の友人がインターン時代に在籍し、お世話になっていた歯科大学付属病院なので、若手の練習台&実験台になってもよいかな、位の気持ちも多少あって受診)

 

ただ、アマルガム(水銀)が原因で頭の調子が良くない人(アルツハイマー病候補の疑いがある人)には残念ながらとてもお勧めはできません。。。
水銀で調子が悪い人が治療する為に行ったら、逆に体調を崩す可能性があると思います。。。

 

私の場合、失敗される事を想定し、体内重金属デトックスを兼ねて事前に「EDTA」、事前事後に水銀を排出する「チオラ錠100」を飲んでいたし、これから当分は飲み続ける予定なので、多少は排出される事を期待。

 

少々脱力感に襲われつつも、課題であったアマルガムを1つ除去できた事はうれしかった。