若年性アルツハイマーで疾患する人が多い、3型(毒物性)アルツハイマー病。
治療に先立ち、まずはアミロイドβ産生の「原因」を取り除く事が非常に重要。
全てのコグノスコピー検査を行えば原因はわかるけど、お金がかかるし、そもそも日本では全ての検査ができない。
ではできる事はなにか?
既にリコード法で判明している原因の中で、考えられる原因を1つ1つつぶしていく事。
もじも自分が若年性アルツハイマーでは?と思ったら、3型である可能性を疑い、3型の対策を優先して行うのが手っ取り早い。
3型は毒物暴露が原因である為、最も有名な水銀とカビ毒の対策を行うと良いと思います。
(毒物原因チェックリスト)
(1)水銀
a:歯科治療のアマルガム(銀歯で無機水銀を大量に含む)はついていないか?
b:マグロやカジキ、クジラ等、水銀を大量に含む魚等を食べていないか?
(2)カビ
c:お風呂場に黒カビは生えていないか?
d:パンを放置すると直ぐにカビが生えてこないか?
e:タオル等がカビでピンク色になっていないか?
f:洗濯槽に黒い点々はないか?
該当する可能性のある事項については、全部やっちゃいましょう!
a:アマルガム対策
歯科医に行って可能な限り安全に除去してもらい、コンポジットレジン(プラスチックの詰め物)に交換してもらいましょう。
最低でも「ラバーダム」(誤飲しないように口の中にゴムの膜を張ってから除去する)を使ってもらえるようお願いしてみましょう。
ラバーダムを複数枚使用し、水銀蒸気を吸引しながら撤去してくれるところが最善。
アマルガムを撤去し、コンポジットレジンに詰め替えるだけであれば、保険適用可の歯科医が大半だと思いますが、吸引器や複数枚のラバーダムを使ってより安全に除去しようとすると、保険が適用できない歯科医が多いと思います。
安全なアマルガム除去を宣伝文句にしている歯科医の場合、自由診療且つ2万~3万円ものお金を請求される可能性がある為、要注意!
b.マグロやカジキ等の水銀対策
以後、食べなければよいだけの話です。
c.お風呂場カビ対策
銀イオンを使って安全に対策可能です。
「ルックプラスおふろの防カビくん煙剤」が最も効果的。
詳しくは以下の記事を参照。
お風呂で煙をたく」カビ取り剤が売れるワケ(東洋経済Online)
・カビの発生源を徹底的に清掃&銀イオンでコーティング
・食べ物カス等は置かない。
この対策で3型で疑わしい箇所をかなりカバーできるようになると思います。