
世界的な大ヒットになった前作「The End」から約1年半後にリリースされた通算6作目。衝撃的な内容だった前作のエレクトロファンクはここに来てさらに進化してお目見えした。
アルバムの幕を開けるのはリードシングル①Time (Dirty Bit)だが、キャッチーなフレーズから一転、David Guetta直系のブリブリなエレクトロファンク全快で始まり、②Light Up the Nightではクラブの定番曲、MontellJordanの「This Is How We Do It」をサンプリングしてるし、④XOXOXOは現代の女子高生のアドレスみたいな曲名だし、⑨Do It Like ThisではSnoop Dogバリのラップを披露するFergieがやたらかっこよかったりと、今作も非常に突っ込みどころ満載な作品。
しかしながらここに来てついにBEPは、かつてのPublic Enemyのように誰にも到達出来ない前人未踏のサウンド領域にまで来てしまったのだ。もちろん、David Guettaは素晴しいサウンドを提供しているが、やはりBEPブレーンはWill I Amという事を強烈に痛感させられた作品。
これこそがWill I Amの目指している、エレクトロファンクの初期型である事を認識した上でこの歴史的名盤と向き合って頂きたい。
評価 ☆☆☆☆★+a

