バウについての考察3‐1 | 黒いメモ帳

バウについての考察3‐1

ヒリュウからバウへ

完成直後のヒリュウを仕様変更する事で

作業は進められた。

θガンダムの大きな特徴は、Ζガンダム

の設計思想を進めた2機の戦闘機による合体

・変形方式と、合体時に両機のジェネレータ

ーを直結する事で、高い出力を実現していた

事である。

そこで、ヒリュウも同様のコンセプトでの

改修が施された。


当初は大幅な設計変更が必要と思われたメ

インフレームの構造は、Zガンダムムのバリ

エーションである、MSΖ-006-3の開発プラ

ンの一つである、分離合体型のフレーム設計を

流用する事で素早く完成させる事が出来た。

ジェネレーター出力もθガンダムの3,140kW

(完成当初のヒリュウはZガンダムと同じ2,020

kwだった)

又、5門のメガ粒子砲を内蔵した攻防一体の

新型シールドやバックパックを質量弾として


射出する機構が追加され、武装も強化された。


しかし、順調に改修作業が進むヒリュウに突然

の開発中止命令が下される。

人員不足のアクシズにおいて、1機のMS2

のパイロットを必要とするのは効率が悪いと

判断されたのだ。

開発陣からは代案として、無線操縦で片方を

運用するアイディアも提案されたが、ミノフ

スキー粒子の高濃度残留地域においてはコン

トロールを失う事が予想された為に却下された。

最終的にヒリュウは分離合体システムを排除

士官専用機として運用し易い機体へと改修

される事となった。

しかし、パイロット予定者であった士官、グ

レミー・トトは分離合体システムを残す事を

命じた。

さらにグレミーの指示により、Bパーツ(下半

)には慣性

誘導装置と大型爆弾が搭載された。

彼は、Bパーツ自体をミサイルとする事で、

ヒリュウの分離機構を生かそうと考えたのだ。

ミノフスキー粒子散布下における運用の問題

に関しては、母機であるAパーツ(上半身)との

通信が断たれた場合を想定し搭載コンピュー

ターによる自動航行システムを組み込む事で

対応された。

又、Bパーツをミサイルとして使用した際の

射程距離試算640kmと、これはビーム砲の

射程を上回り、また通常爆薬ではなく核爆弾

の搭載も可能となっており、これによって

ヒリュウを用いた戦略、戦術の幅は大きく跳

ね上がった。



には及ばないものの2,410kWまで引き上げられた。