昨年、初めて梅干しを作りました。


近年では、日本人の柔らかいものが美味しいという嗜好が強くなったことで、青梅は硬いので梅干しには適さないと言われるようになりました。


青梅の健康効果について書いたブログです。



しかし、青梅はとても体によいものです。青梅で梅干しを漬けている方がいないかを調べていますと、

長期の間漬け込んでいると、味もとてもまろやかになり、熟した梅と変わらないものになり、それが年々美味しく味が変化していくといった内容が書かれたWEBサイトがありました。



青梅で昨年梅干しを漬けてみましたが、

出来てすぐに食べても、カチカチになるまで干したので、多少硬く、酸っぱい梅干しですが、そんなに敬遠するほどのことはありませんでした。


たくさん作ったので、「数年後に食べてね」と言って、親戚にお裾分けをしたのですが、姑さんが、渡してから数ヶ月後にその梅干しを美容師さんに差し上げたそうです。

その美容師さんは自身でよく手作りのものを作られるそうで、佃煮などを何度かいただきいたことがあり、そのお礼がしたいということでした。

その次にお会いすると、「こんなに美味しい梅干しを食べたのは初めて。作り方を教えて欲しいくらいだ。」と、言ってくださったと、教えてくれました。


私は食べるのが勿体無いのと、寝かしておきたいのとで、食べずに置いていたのですが、試しに一つ久しぶりに食べてみたですが、作ってすぐに食べた時の味とは明らかに違い、とてもまろやかな味わいになっていて驚きました。

数年後と思っていたのが、数ヶ月でこんなに美味しくなるのなら、数年後はどんなに美味しくなるのだろうと、期待が膨らみました。


梅干しは常備食になり、塩分を高くし、保存状態がよければ、100年以上保つことは可能なのだそうです。



梅干しは、3日干すとされていますが、私は日持ちさせるために、日数に拘らず、塩の結晶が出てくるくらいカラカラになるまで干しました。(結晶が出た後も干しましたが・・・)



去年使った梅干しです。



今回も、メルカリで、無農薬で作られた青梅を購入しました。3キロで2000円でした。朝採ったばかりのものだということでしたので、ラッキーです。


梅干しは、紫蘇漬けしたものと白干しといって、紫蘇なしのものがあります。

紫蘇を使うと、もうひと手間かかるのですが、ゆかりや、梅酢という魅力的な副産物もできますし、健康効果が高まるので、紫蘇漬けにしていますが、途中までの過程は同じですので、白干しの方がよい方も、ご参考にしていただけるかと思います。



梅干し作りの流れとしては、

①アクを取るために水に5時間以上浸けておく。

②水を拭いてアルコールで拭き除菌する

③塩で漬ける

(紫蘇漬けにする場合は、ここで

塩漬けしておいた紫蘇を絞って投入します)

④干す


となります。



青梅のシーズンは限られています。

気温が高くなってきますと、運搬の途中でも熟してきますので、購入されるのであれば、気温が高くならないうち方が、より青い梅を使うことができるのではないかと思います。




今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます🧑‍🍳






梅干しと一緒に、黒糖の青梅シロップを作ろうと思います。