みなさん、お久しぶりです食育×科学 れしぴ研究所です
本日は8月19日(土)に港区立エコプラザさんで開催させていただきました「葉脈標本づくり」のワークショップについてご報告させていただきます
今回もいつもの通り、親子で楽しく「食」や「科学」について学んでいただきながら、葉脈標本をつくり、
葉脈の役割のお勉強
野菜やハーブの葉脈観察
野菜を食べることの大切さ
地球温暖化と植物のお話
植物と環境のつながりのお話
について学んでいただきました
まずはさりー先生から、葉脈とはなんだろう?というお話でした
葉脈は、
「"ねっこ"や"みき"や"くき"から のびてきた、しょくぶつのけっかん」
というお話をしましたね
椿の葉っぱや、ミントの葉脈も実際にお配りし、それぞれしっかり見たり、触ったり、においをかいだりして、じっくり観察していただきました
たくさんの発見がありましたね
野菜の葉脈は染色をする事で、よりはっきりと葉脈を観察できるようにしました
その後はいよいよ、葉脈標本作りです
作り方を説明してから、スタート
あらかじめアルカリで煮た葉っぱを、歯ブラシでやさしくトントン
やさしくトントンしていると、葉肉がとれて葉脈がきれいに見えてきます
そしたら水気をとって、アイロンで平らに乾かします
その後、台紙や好きな色画用紙に葉脈を貼り、シールやペンでデコレーションしたら完成です
みなさん、とっても上手にできました
葉脈標本をつくった後は、なぜアルカリで煮るだけで葉肉がとれるのか、なぜ葉脈だけはきれいに残るのかをお勉強
アルカリパワーと熱パワーはとっても大切でしたね
そして植物にとってとても大切な「葉脈」は水や栄養素をしっかりと運んでくれている、だから栄養たっぷりの野菜も是非みんなに食べてほしいというお話もしました
その後は、かっしー先生から環境と植物についてのお話がありました
気温が高くなることで、野菜などの食べ物が元気に育ちにくくなっていること
二酸化炭素などの温室効果ガスがどんどん増える事で、地球温暖化が進むこと
植物が、増加する二酸化炭素を吸収し、酸素を出してくれること
港区は地球のために「港区民の森」を手入れしていること
港区立エコプラザは、港区民の森を手入れする時に出てくる「間伐材」を使って建てられていること
環境のために、私たちが元気に暮らすためにできること
をクイズ交じりで、やさしくお話しました
積極的に答えてくださったみなさん、本当にありがとうございました
ワークショップ後のアンケートでは、
「とても楽しかった。」
「色々知れたし、作れたしよかった。」
「葉脈標本を簡単に作ることができて楽しかった。子ども向けに環境や食についての説明も分かりやすくて良かった。」
「葉脈標本から地球環境の事まで学べてとても勉強になりました。とても分かりやすかったです。」
「家で葉脈について話はしてみましたが、自分で手に触って、本物を見る。そしてそれを使ってカードに残す!事は娘にしっかり伝わったと思います。」
という、嬉しいご感想をたくさんいただきました
また、
「家でも葉脈標本をつくってみたい。」
「エコに生活してみたい。」
「みなと区民の森に行ってみたいと思った。」
「植物をたくさん育てたい。」
「素晴らしい体験ができました!ありがとうございました!」
というご意見もいただきました
また、参加していただいた全員から、
「また参加したい」
と答えていただき、メンバー一同とても嬉しかったです
これも参加者の皆様、そしてなにより準備や事前調整など沢山の手厚いサポートをしてくださった「港区立エコプラザ」の皆様のおかげです
今回も本当にありがとうございました
最後に
私達「食育×科学 れしぴ研究所」は親子で楽しく学びの多い時間を過ごしていただき、ワークショップを親子の楽しい思い出、今後の生活に活かせる学びにつなげていただきたいという想いがあります。
本日、参加してくださった親子の皆様は全員、親子で協力し合い、喜びを分かち合ってくださっていました。
中には今回参加できなかったご家族に向けてメッセージを入れたカードを作ったり、保護者の方が描いたイラストを嬉しそうにれしぴ研講師に見せてくださる方もいました。
このような光景が見たくて私たちはここまで活動を続けてきました。
だからこそ本当に嬉しかったです!
今回も本当にありがとうございました
そして今後とも「食育×科学 れしぴ研究所」をよろしくお願い致します