こんにちは ときはな の高井です。
今日も、あなたのこころを解き放ち、
楽しく生きるレシピをお届けいたします。
今日も、あなたのこころを解き放ち、
楽しく生きるレシピをお届けいたします。
小石川伝通院で能を観て参りました。
伝通院(でんづういん)は東京文京区にある浄土宗のお寺です。
徳川家康のお母様である、於大の方の
菩提寺になります。
葵の御紋が徳川家ゆかりのお寺であることを示しています。
「葵上(あおいのうえ)」
公演の前の勉強会にも参加させていただきました。
教えてくださったのは、「葵の上」を舞われる
観世流能楽師の清水義也(しみずよしなり)さんです。
講座の様子はこちらからご覧になれます。
清水さんは、
演目の内容をとてもわかり易く説明してくださいました。まるで現代語訳付きの古文を読んでいるような感じです。
衣装や能面、鬘なども目の前で拝見出来ました。
鬘は馬の毛と人毛のものを見せていただきました。
触らせていただくこともできました。
(私は少し怖くて触れることが出来ませんでしたが)
舞台で使う泥眼(でいがん)と般若(はんにゃ)
の能面を間近で観たときは、二の腕がゾワっとしました。
面の付け方、衣装の着方など、
ここでなければ見られないこともあり、
とても贅沢な講座でした。
毎月1回行われているので、
これからも参加したいと思いました。
演目の他にも、笛のお話しや
勉強会に参加したお陰で、難解だと思っていた能が
少し身近に感じました。
演じるのにまず最初は型が大事。次に技。
最後は心。なのだそうです。
古来から脈々と伝わるものは、
型を抜きにして語れないものなのですね。
呼吸法もマインドマップも最初は
型をお伝えしています。
なにかとアレンジしたくなるものですが、型を大切にし、それをしっかり伝えたいと思いました。