天候に体調が左右されやすい方が増えています。
気象病や、天気痛と呼ばれていて、頭痛や、めまいが代表的な症状です。
関節痛やリウマチの痛みが悪化する方も多いです。
痛みが長引くと、脳は強いストレスを感じてしまい、不安感やうつなど精神面もダメージを受けやすくります。
耳の中の「内耳」といわれる気圧の変化を感じ取るセンサーが敏感な方が多いと言われています。
それも確かにあると思いますが、わたしは整体師として、あと２つ特徴があると感じています。
一つめは、首や頭部の筋肉の過緊張。
二つめは、下半身の筋肉の少なさです。
筋肉は、血液循環をうながすポンプです。
それが固く動きが悪かったり、力強さが足りなかったりしたら、うまく血液循環ができません。普段、気圧も体をギュッと押して血液循環を助けてくれています。
ところが、低気圧になると、このギュッと押される力が弱くなるので、自力で血液循環をさせなくてはいけません。
そんなときに、筋肉が少なかったり、固かったりすると、うまく血液循環をさせられない。
十分な血液が行き渡らないことは、体、特に頭部にとって脅威です。
だから、体は、交感神経を優位にして血管を強く収縮させて、血液循環を促します。
それが痛みを起こしやすくします。
だから、普段から血液循環の良い体でいることが、気象病の予防につながります。
そのために大切なことは、一つめは、首や頭部の筋肉の過緊張をほぐす。
二つめは、下半身の筋肉を鍛える。
いつも痛み止めのお薬で対処されている方は、ぜひ、そのようなことにも気をつけてみてくださいね。
いつも言っていますが、医療はとても大切ですが、自分でできることも、意外とたくさんありますよ。
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