期待
俺はバカだったのか。
もう期待なんてしないと心に決めたはずなのに。
女の言葉は信用ならんぜよ。
女「写真見たけど、今度の飲みのメンツ結構かわいかったよ♪」
おれ「まじで!?…どきどき、はあはあ」
そうだよ、おれはその一言に心乱されたわけだよ。
いや、まあ自分を擁護するわけじゃないが、言ってもどうせたいしたことないだろうって思ってたんだよ。
でも少しでも期待してしまったら、それは少しずつ大きくなっていって
見事立派な期待になったよ。
なんでいつもこうなんだろうね。
せめてもう少しタイプであってくれたら。
当日のおれ。
おれ「この店で一番強いお酒をください。」
/(^o^) \ナンテコッタ
かえる
朝の厳しい寒さも日ごとやわらいできている今日この頃、いよいよ春の足音が聞こえてきましたね。
どうも、僕です。
オープニングは今の季節にぴったり
レミオロメン 3月9日。
ところで、今日帰り道にかえるを見つけたんだ。
かえりとかえるをかけてるわけじゃないんだぜ?
暗くてわかりにくかったんだけど、ありゃあトノサマガエルだな。
ドラクエとかに出てきてもおかしくないでかさだった。嘘だけど。
でもさ、いきなり足元にかえるが出てきたら実際びびるべ。
あのびびった時の回避ステップはたぶん世界にも通用する気がするんだ。
で、ここからが本題。
あのかえるは道のどまんなかにいて、たぶん車かなんかにつぶされるんだと思う。
つぶされない可能性は3割ってとこかな。
で、おれは家に着いて思った。
なんであのかえるを道の端にやってあげなかったんだ…と。
今ならまだ間に合うかもしれない。
でも戻って助けるほどの、そこまでするほどの衝動にもかられることはない。
おれはそんな優柔不断の人間さ。
おれにだって救えたかもしれない命。たとえかえるだとしてもだ。
蚊が血を吸いにきたら、普通にたたきつぶすおれだけど、あのかえるはなんかおれの心に残していったよ。
たぶんだけど、かえるはおれと同じ時間を過ごして、俺の中にエピソードとして残ってるんだよな。あの一瞬の回避ステップとして。
蚊はそういうのがなにもないまま叩き潰せるじゃん。
同じ命だけど、なんらかの情みたいなもんがあるから、かえるについてはなんか悪いことしたなって思っちゃう。
要は、友達と他人どっちの命を救うかって話。みんな友達だからって理由で友達助けるべ。
でも同じ命なんだよ?
かえると人間も同じ命、蚊も同じ。
じゃあもし
めっちゃ愛着のあるかえると、まったくの赤の他人。
どちらかの命しか救えないとなったとき。
あなたならどちらの命を救いますか。
久しぶり
みんな。おれのこと覚えてる?
実は完全に心の病気になって、あらゆることを放棄していました。
嘘乙という声が聞こえてきそうですが、これはほんとの話です。
本当にあった怖い話、略してほんこわです。
まあそんなことはどうでもいいんだ。
おれはまあ短い間だけど、人との関わりを絶った。
そこから学んだことがある。
人はいつ死ぬと思う?
心臓をピストルで撃ち抜かれた時…?
…違う。
不治の病に冒された時…?
…違う。
猛毒キノコのスープを飲んだとき…?
…違う!!!
…人に忘れられた時さ…!!!
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