vol.31~音の分離と音の壁~
こんにちは![]()
3月も終わろうというのに肌寒い日々が続いていますね。。。
被災地でお過ごしの皆様の事が心配ですよね。。。
さて、今日は久しぶりにレコーディング秘技のテーマでブログを書かせて頂きます。
最近自分自身でも悩んでいる事、そしてミックスを自分で行う際や誰かのミックスを聴く時に、一つの指標となるテーマを選んでみました。
音の空間と音の分離です。
どういう事かと言いますと、、、
理想的なミックスの方向性を、とある観点から2つのタイプに分けてみようと思います。
一つ目は
(1).音に空間を与えて、壁の様に目の前に迫ってきたり幻想的に広がるミックス
そしてもう片方が
(2).一つ一つの音がくっきりと分離してクリアであり、綺麗に整えられたミックス
ちょうどその中間というものもあるかと思いますが、実は両方同時に完璧にというのは不可能に近いはずです。
最近私がよく聴いている洋楽の楽曲などは、サビだけ非常に分厚い(1)の様なミックスで、それ以外のパートは(2)を意識して作られています。
まずは、それらの方向性が多用される事例を考えてみましょう。
(1)に関しましては、壁の様に迫ってくるという表現の通り、隙間を作らず一気に押し寄せる音圧が迫力を生んだり、静かな空間を演出する時に用いられます。
例を挙げますと、
・激しいロックのサビ
・静かだったバラードが一気に盛り上がる瞬間
・幻想的な空間を作る時
・monoに近いミックスの後、一気にstereo感を出すところで
などが多いでしょうか。
(2)はちょうどその逆になります。
一つ一つの音をくっきり出すことによって、クリアでしっかりと整理された印象になります。
例で言いますと、
・リズムやグルーヴを強調したい時
・アコースティックな雰囲気を強調したい時
・J-POPなどで完全に歌を聴かせたい時
・最終的な音圧を稼ぎたい時
この様な傾向があると思います。
また応用編としては、
「音量的に下の方で支える楽器を全体に散りばめて、必要なポイントはEQでカット、強調したい楽器をいくつか思いっきり前面で各楽器のステレオ感を減らして鳴らす」
みたいな方法もあります。
両方のいい所を取っている様に聴こえますが、実はどっちつかずになる危険性も含んでいます。
さてさて、すみません。
この話、こだわり出すとそれだけで大学で一年を通した講座が開けてしまうくらいの内容です。
ここら辺で辞めておきます。
そういった内容を含めて、またセミナーを開講したいですね![]()
セミナー開講のご要望がありましたら、いつでもコメントかメッセージください![]()
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