第5回セッション  2013年11月23日

 

 

大阪会場は、早くもクリスマスの装いだった。

 

受付にはクリスマスツリーが飾られ、

ツリーの下にはたくさんのプレゼントが並べられている。

 

フロアにはクリスマスソングが流れ、

会場全体が、

クリスマス特有の

あたたかで

愛いっぱいの空間になっていた。

 

 

****

 

5回目となる先生の施術は、

対話がメインのような、施術だった。

 

 

施術室の中にも、

温かなクリスマスソングが流れている。

 

 

五体満足に動けるようになった私に、先生が話される。

 

 「 何がしたい?」

 「 どう生きたい?」

 

 

漠然としたことしか言えない私に、

先生は、

どんどんフォーカスを絞られて行く。

 

 

「 君が本当にしたいことは何だ?」

 

 

何度ものやり取り。

 

 

漠然とした答えから、

漠としたところが

削ぎ落されて行く。

 

 

 

これからどう生きるか。

 

 

そこへ焦点を当てられて行く。

 

 

 

先生は、

折に触れて、

「 エネルギートリートメントで出来ることは、執行猶予のようなもの。」

 

 とおっしゃっていた。

 

それは、

 

生き方を変えなければ猶予期間は終わる

 

ということ。

 

 

 

最初に聞いた時は、

率直に、恐怖だった。

 

 

執行猶予ということは、終わるということ?

 

昔見た、レナードの朝という映画が

思い出された。

 

 

今、動かせるようになった

手、足。。

 

 

これがまた、

再び、

痛みで動かせなくなり、

腫れ上がって行くの・・・?

 

 

足の裏から

恐怖がわいて来た。。

 

 

けれど、

 

先生がおっしゃる 『執行猶予』 とは、

生き方を変えるチャンスのこと。

 

 

脅しでも何でもなく、

それが真実だから、

そう、教えてくださっている。。

 

 

 

体と意識は結びついている

 

 

病気の時から、よくよく分かっていた。

 

分かっていた、

というより、感じていた。

 

 

そして、それは、先生の施術を受けながら、
さらに痛切に感じたことでもあった。 

 

 

病気となった時の

自分のままであれば、

 

何も変わらない。

変えられない。

 

 

元の木阿弥。 

 

 

 

私は、

痛みを取り、

動ける体を取り戻し、

生き方を変えるチャンスをいただいた。 

 

 

活かすも何も自分次第!

 

 

生き方を変える

意識を変える

人生を変える。

 

 

 

。。。

 

 

5回目のセッションを終え、

私は、新しい

スタートラインに立たせてもらっていた。

 

 

今度は、

しっかりと

自分の両足で立ち、

 

目の前には、

途方もないほど未知な世界が、

 

暗闇へ続く世界と、

まばゆく白く光る世界

 

それぞれがそれぞれに、

大きく揚々と拓けているように感じていた。

 

 

 

行く先は無限に。

 

行き先は、自分次第。

 

 

 

 

 

 「クリスマスプレゼントのくじ引きです。

 どうぞ、どれか引いてください♪」

 

施術を終えた私に、スタッフの方が、

大きな箱を差し出してくれた。

 

 

 「 〇番ですね!はい、こちらのプレゼントです!」

 

 

大きなプレゼントの箱をいただき、

喜んでいると、

先生がバックヤードから出て来られた。

 

 

 「 お!当たったのか!

  これだけしてもらって、まだもらって帰るのか!」 

 

先生は、笑いながら

次の施術へと向かわれた。

 

 

その笑顔は、

これからの私の未来を

めいいっぱい、祝福してくださっていた。

 

 

 

エネルギートリートメント、

エネルギーの世界

 

全ては遠い世界のことだった。

 

訝しがっている自分もいた。

 

けれど、ここには、

現実に根ざした世界があった。

 

 

常識や観念にとらわれず、

自由に創造を楽しむ世界。

 

 

「こうあらねばならない」 という考え、

固定観念でいっぱいだった私の頭は、

 

先生の施術を受ける中で、

 

いつの間にか、

「 こうあらねば」 が、

「 こんなこともありじゃん♪」 に変わって行っていた。

 

 

 

 

13年間苦しんだ痛みが、

たった、2か月で取れてしまったのだ。

 

 

「 そんなこともありじゃん♪」

 

 

何かにこだわったり、

囚われたり、

縛られたりする必要なんて、な~んにもない。 

 

 

その変化は、

病気の変化のように

目には見えないけれど、

 

深く根付いた岩の底辺が、

大きく動いたほどの

 

私にとっては

衝撃的で、感動的な変化だった。

 

 

 

痛みから解放されることが、

私にとっての全てだったけど、

気付けば、それ以上のものを与えてもらっていた。

 

 

エネルギーを通す。

 

体へ。

そして潜在意識へも。

 

 

余分なモノをこそぎ落としながら。 

 

 

ほんの3か月前、

初めてセッションに来た時には、

自分の荷物を持つことさえ出来なかった。

 

 

数メートル歩くことも苦痛で、

車いすに乗っていた。

 

 

それが、遠い、

遠い昔のことの様に思える。

 

 

私は、戴いたプレゼントを抱え、

エレベーターまで、自分の足でしっかりと歩いた。

 

 

皆さんがドアから、ずっと見送って下さっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  おまけ音譜

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もブログにお越しくださり、

ありがとうございました音譜 うさぎクッキー

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