幼馴染と私、

それぞれ受付を済ませ、

各施術室へ案内してもらった。

 

 

 

幼馴染のしいちゃんの施術が先だった。

 

 

 

しばらくの後、

しいちゃんの施術を終えた先生が

入って来れた。

 

 

ネクストステージで今一緒に働いている、
臨床気療法士も同席された。

 

 

**********

 

 

先生は、施術ベッド横の椅子に座ると、
開口一番、

「 どこが痛いんだ?」 と、優しく聞いてくださった。

 

私がメールに書いたこと・・・。

 

私は、痛む個所を伝えた。

 

「 どっちの膝から始まったんだ?」

 

再度、私がメールに書いた経緯を聞いてくださる。

 

「 右膝から・・・」

 

私は経緯を伝えた。

 

私の進めたいように、進めて下さっている。

慈悲深く感じた。

 

痛むと伝えた右腕、

炎症が始まった右膝へと、施術を進められて行く。

 

肘と膝に手を添えられ、

「 俺の体を自分の体だとイメージして」 と言われる。

「 それが一番早いから」 と。

 

先生の体を自分の体とイメージする?

バラバラの体なのに?

 

難しそう・・・

 

でも、イメージしてみよう。

 

 


一番早い道を通って、
最速で治そうとして下さっている。

 

誠心誠意で向き合って下さる先生に、

私も、誠心誠意、応えたい。

 


目を閉じて、右肘と右膝を持っている先生が、
自分の体の延長上にあるとイメージする。

 

私の腕を持っている先生。

 

膝を持っている先生。

 

 

・・・・

 

 

 

私の体じゃない。

 

・・・

 

けど、繋げよう。。。

 

体への意識を、先生ごと広げてみる。

 

・・・

 

先生の体が、

私の体の一部と思えるようになってきた。

 

 


だんだんと、「 私の体の一部」というより、

「 私が先生の一部」

という意識に変わって行く。

 

「 繋がっている」 感覚。

 

セッションの間、

その感覚をキープしようと、イメージし続ける。

 

 


先生は、

「 君の体はここにある。

 生々しいほどにここにある。

 なのに、心はここにない。

 だからと言って、人形みたいに可愛いわけでもない。

 不思議だなあ。」  と言われる。

 

 


心と体が、まだバラバラなのか・・・。

どうしたら、一緒になるのかな・・・。

 

左膝へ向かわれる。

「 ここの固い所、覚えておいて」

 

イメージに夢中の私は、「うん・・・」と答える。

 

「 はい、だろう?」

 

先生が、笑って言われた。

 

13年間、ほぼ歩けなかった私が、

2回の施術で

歩けるようになっている。

 

こんなすごい事をされているのに、
先生は 「カリスマ」 然としたところがない。

 

特別な人、という雰囲気を出さず、
ありのままで親しみやすく、

 

今から思うと、

そう居てくださっていた。

 

 

 

 

 


 
 

 泳げないてん氏、もう歩く。(頭上、大好きな泳げるいとこのお兄ちゃん)  ~2012年家族旅行より~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                   音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 

今日もブログにお越しくださり、

ありがとうございました音譜 うさぎクッキー

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