小判鮫の小判鮫
結婚祝いがきたので、思い出した話…
まだ20代前半の頃、私は副社長(60代)の秘書をしていました。
新卒で世の中の事を全く分かっていない私でしたが、自分なりに頑張ってお勤めをしていました。
そんな私を副社長は優しく指導してくださり、とても可愛がってくれました。
そんな副社長は県外に奥様を置いて単身赴任。
こちらでは筆頭株主のお金持ちの同世代の方とお付き合いしてました。ってかもう一緒に暮らしてた。
まー私には関係ねーし。
と思ってたら、ある日の午前中その御婦人から会社に電話がかかってきました。
『私ですけど。今日は貴方に用事があるの。』
えー。なんスか…?
『この電話、盗聴されているだろうから何も話さないで。今日のお昼休みにちょっとお会いできる?』
ととと盗聴?
なに?うちってそんな会社なの??
もーヤな予感しまくりな感じだけど仕方ないのでノコノコ行ってきました。
そしたらいかに自分が社会的に優位な人間か、副社長にどれだけ愛されているかを延々と語ってくる。
頭のおかしいババアが自慢話したいだけなんかな?と解釈し、聞き上手ぶったリアクションで話を聞いていたら…
『副社長もね、奥さんと別れて私と一緒になろうって言って来るの』
そうなんですかー(知らねーしくだらねーし興味ねぇー)
『でも私が断ってるの。私は妻に収まるタイプの女じゃないから。これは私が望んだ形なの』
そうなんですかー(還暦すぎた人のルール違反の恋バナってエグいだけで聞くのは苦痛だなー)
『この均衡を何年も保ってそれぞれの関係があるのに、横から入ってくるってことはあなたはそれなりの覚悟があるのよね?私はね、ヤクザも怖くないのよ』
そうなんですかー(あーこの早く時間早く終わらねぇかな…ってうええぇぇっ!?)
まさかの愛人疑惑キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
ってか奥様が心配するならともかく、小判鮫に小判鮫認定されてるってどうなの私。
ハタチに毛が生えたよーなピチピチっ子が、父親より一回り以上も年上のじーさんとどうこうならんわ!そんな趣味ねえ
なんかね、副社長が愛人といる時いつも私の話をするんですって。
うん、副社長に可愛がってもらってる感はヒシヒシと感じてたけど、どう捉えても孫を見るような目でしか見てないよ。
ダメ女うぜえぇぇ
まぁ、彼氏もいたし誤解は簡単に解けたんだけど…
敵じゃないって分かった瞬間の手の平の反し方がキモかった
『私ね、副社長からいつもあなたの話を聞いてるからあなたに親近感を持ってるの!妹のように思ってるのよ』
母親どころか、ばーちゃんと歳が近い人が妹とか…笑う所かヲイ。
『今度、うちの別荘に招待するわ!』
お断りします
しかし後日副社長にも誘われて断れず、謎の三人旅行をするハメになったのはまた別の話…
八年くらい前の話だからいいよね。
知り合いにこのblogは教えてないけど、会社関係の人に見られたら超やべーなこのネタ。
しーらないっ