昨年の忘年会、横浜港クルーズからの夜景です。
横浜育ちですので見慣れた景色ですが、夜のイルミネーションを船の中から見ることは
まずないので日々の忙しさを忘れ、その美しさには感動しました。
JCTLM, IFCC HbA1cネットワーク、NGSP Steering Committee国際会議に出席して
米国のロサンゼルスで開催されたこれらの会議に出席して、痛感したことは、英語で思っていることを自在に言えたら世界は全く異なってしまうのにという思いです。
正確に、かつ、早く英語を読めることは最低限であるにしても書き、聞けるには長年の努力が必要です(少なくとも日本にいては)。
しかし、会話ではなく、聞き手を前にして英語で思っていることを自在に話せるには努力プラスαが必要なように思われます。また、不思議なのは、オランダ人が英語を流暢にはなしているのをみると、必ずしも海外で何年も生活してきたといったことは必須要件ではないようです。
やはり、日ごろに自分の考えを英語で言ってみる努力が必要かなと思います。
世界を小さく感じさせるブルガリアの“マーテニツァ”
3月1日になると、ブルガリア人は皆なマーテニツァを飾ります。マーテニツァは春をつげるシンボルで、人々の健康を祈願するものでもあります。
3月1日はブルガリアの伝統的な祝祭日ですが、冬の終わりと春の到来を意味します。その祝祭日はババ・マルタとよばれています。ババはブルガリア語でお婆さん、そしてマルタはブルガリア語で三月/弥生の意味です。更にババ・マルタは気分屋で好天を突然雪に変えてしまうことがあります。
マーテニツァは小さな飾り、白糸と赤糸で作られています(写真)。白糸は清純をあらわし、赤糸は愛のある生活をあらわします。また白糸は白雪が溶けること、赤糸はかがやく太陽の象徴です。
マーテニツァは親戚、同僚、親しい友人の間で贈答されるもので、決して自分のために買うことはありません。日本の正月を祝う年賀状の様な習慣です。マーテニツァは服にピンで止められたり、ブレスレットやネクレスにもなります。
マーテニツァは3月1日から大体3月下旬まで飾ります。コウノトリやツバメが始めて見られるころブルガリア人はマーテニツァを花の咲く木にゆわえますが、これは日本人がおみくじを梅の木にゆわえる習慣に似ています。
マーテニツァと同じような飾りを日本の七五三を祝う晴れ着に見ることがあります。
私達ブルガリア人はアジアから移住してきました。日本人も同じアジア人なので遠い祖先は同じアジア人であることをマーテニツァは教えてくれると私は思います。