伊達市の移動教室 第6弾 | npo rec blog

伊達市の移動教室 第6弾

福島県伊達市の移動教室も6回目となりました。今回は、10月16日から19日までの日程で、柱沢小学校の5年生と6年生の計25名が移動教室、見附市立新潟小学校で共に学びます。


初日は、新潟市の「みなとぴあ」でミュージアムシアターを鑑賞したり、ウォーターシャトルに乗ったり、弥彦山にも立ち寄ったり、盛りだくさんの見学プログラムの後、予定通りの5時30分に海海ハウスに到着。すっかり日も暮れておりました。
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西方さんたちが作ってくれた夕食に、おなかをすかせた子どもたちは、競い合うかのようにご飯のお代りの連続。なかには調子に乗って食べ過ぎた男の子もいたようですが、すぐに元気を取り戻していました。

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翌日は新潟小学校へ。山之内方史校長がお出迎え。「今日から3日間、よろしくお願いします」のご挨拶。
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体育館では、新潟小学校の全児童が出迎えて「出会いの集い」。両校先生のあいさつ、児童代表のあいさつ、両校の学校紹介が行われました。
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その後は、各校によるゲームで交流を図ります。柱沢小の子どもたちは、一緒に歌&踊ってから、出された言葉の文字数のグループを作って自己紹介するというゲーム。作れなかった人は、舞台の上で踊るという罰ゲーム付きです。

「見附市へ行こうよ~♪ だって新潟小があるもん♪ 海海ハウスもあるもん♪…」 
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最後は両校の児童ほぼ全員が舞台に駆け上り、踊ってしまいました。とっても楽しいゲームですっかり溶け込んで、早速友達ができた子もいたようです。

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3校時は図工の交流授業、両校の5年生と6年生が缶バッチづくりを行いました。
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4校時は、もともとは算数の予定でしたが、これから天気が崩れるという予報でしたので、急きょ変更して体育の時間となりました。6年生はサッカー、5年生は遊具を使った運動。伊達市は除染ができず遊具の使用が禁止になっているので(金属に放射線が付着するとなかなか取れないそうです)、1年7か月ぶりの遊具遊びだたったとのことです。

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後ろ走りでは転ぶ子もいましたが、芝生なのでけがもなく安心です。

伊達市のお隣の桑折町のある学校では、芝を敷いた数か月後に原発事故があり、芝をすべてはがしたというエピソードも聞かされました。
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給食は、全員そろってランチルームで。伊達市の郷土料理の「イカにんじん」と、福島県ではおめでたい時などに食べる「こづゆ」が出されました。
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給食後は、記念の植樹。ハナミズキを植えました。
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その後は、バスで大平森林公園に移動して、Eボート体験乗船。漕ぎ方や船から落ちた場合の安全指導を受けてから、湖面へ漕ぎ出しました。
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柱沢小学校の5年生は現在7人。以前はもっといたのが、原発事故を機に半分になってしまったとのこと。柱沢小は、今回参加した9校の中では、いちばん放射線量が高い地域だそうです。

3日目は、国語や算数のほか、新潟小の5~6年生が守っている地元の芸能の「獅子舞」を見学と笛や太鼓の体験。午後は「サトウのごはん」の工場見学。

4日目は、朝一番に「別れの集い」を行って新潟小を出発、途中で新潟市の自然科学博物館を見学して、伊達市に帰ります。