第14回被災地域のお酒と食を楽しむ会
都市小屋SHU で毎月11日を原則に開催している「被災地域の酒と食を楽しむ会」ですが、継続する中で、いろいろなつながりが出来てきました。
前回は、SAVE IWATE東京支部代表の佐々木淳斗さんも参加、SAVE IWATEの取り組みを紹介いただき、交流を深めました。東京支部は岩手県出身の学生有志によって結成され、豊島区を中心に被災地応援グッズの販売を行っています。「復興ぞうきん」等の紹介&販売のほか、盛岡市で復活した大槌町赤武酒造の「浜娘特別純米酒」も差し入れていただき、福島や岩手のお酒と一緒に楽しみました。
今回は、当会をご縁に被災地域で「ヘルパー養成講座」を開催している別府明子先生のお取り計らいで、宮城県南三陸町から、元教育長の勝倉彌司夫さんにお越しいただきました。
勝倉さんは、仮設住宅に暮らしながら、現地を訪問される方の案内をしておられます。
当日は、「子どもへの支援、現状とこれから」と題して、被災地域の子どものおかれている現状についてお話しいただきました。モノがあふれていること、子どもによって心の傷の程度が違うので、個別の対応が必要なこと、もっと大変な状況の中で頑張っている人がいることを知ってもらうことや、日本中・世界中に大人が見守っていることを理解させることが重要とのこと、等々。
文部科学省からも5名参加いただき、総勢35名と、これまでで最も多い参加者数でした。
被災地域の復興には、まだまだ長い道のりが続きます。楽しく飲みながら交流を深めることによって、現地が必要としていることと自分たちができることがマッチングして、動きが具体化することも出来てきました。
小さな活動ですが、東日本大震災の記憶を風化させないためにも、継続して行きたいと思います。
昨日飲んだ銘柄です。
足りないので、ビールや焼酎もいただきました。
次回は、8月10日(金)になります。11日が土曜日なので、1日早めて開催します。
第15回被災地域のお酒と食を楽しむ会
日時:平成24年8月10日(金)18:30~
場所:都市小屋SHU http://www.shu-yu.net/
会費:4000円 (下戸3000円、学生2000円)


