鹿沼滞在記 その4
鹿沼滞在3日目。火曜日。
今日は帰るぞ、と意気込んで市役所へ。
きむらさんがお迎えに来てくださいました。
仕事に没頭です。
で、お昼。
焼きそば食べてみたい。日本そばでつくった焼きそばを。
ということで、板荷へ。
鹿沼へ来る東武線の車内で見たフリーペーパーの中に発見した日本そばでつくった焼きそば。
これは食べてみなければ。
東武線板荷駅から徒歩6分。
この駅好きです。田舎の駅、って感じです。
こういう日本の原風景的な田舎の駅に世界中の若者が集まってくるのを想像するとわくわくします。
うれしくなります。ロックフェスがんばります。
それはいいんですが、目的のお店が見つからない。。。
カーナビにセットしてもわからない、電話してもだれも出ない。
ということで、来る途中で見つけた別のお店へ。
ここにも日本そばでつくった焼きそばののぼりが出てました。
渋いお店です。こういうところ好きです。
お昼なのに、座敷には地元の人と見られるおじさんが酔っぱらって寝ています。
お店の人がそっとかけたと思われる毛布をかぶっています。
なんとも言えないあたたかいような、切ないような光景です。
ところで焼きそば。
味はソース味としょうゆ味。
もちろん一つずつ。
そのほかチャーハン、餃子などかなりお安い金額設定です。
あと何か頼みます?との問いに対しきむらさんはiPhoneをみながら、
「目的のお店、見つかりそうだからハシゴします?」
もちろんそうしましょう!
しばらく待って・・・
じゃーん![]()
うん、見た目は普通の焼きそば。インパクトはそれほどありません。
では、しょうゆ味を。
じゃっかんそばの風味が後から来ます。
ソース味は・・・
何も言われなければ日本そばだとは気付きません。
じゃあ、日本そばで作る必要ないじゃん。
でも、何事も挑戦です。新しいことにチャレンジするということは素晴らしいことです。
ただ、どっちが好きですか?には二人とも「ソース」
でも不思議なことに、しばらく食べ進めるうちに舌が慣れてきてしょうゆのほうが合うな、と感じるようになりました。
結論としては『あり』。意外といけます。
ただ、お店のおばちゃんは、「まあ好き好きだから」「珍しがって結構くるけど、2度来た人はいない」など
自虐的なことを言っています。
麺は、
通常の日本そばではなく、焼きそば用に独自に開発されたもののようです。
板荷の製麺所が開発し、今ではどこかの工場に製造を委託しているようです。
ヤオハンにも卸しているとか。
そういえば、前日Sさんはヤオハンで食べたことがある、とおっしゃってました。
なるほど、では今日の本当の目的のお店も同じ麺を使ってるんだな。
と、判明しているものの、行かないわけにはいかないじゃない。
行ってきました。
定休日でした。
フリーペーパーには不定休とあります。
お越しの際は電話くださいとあります。
まあ、そんなもんですね。
でもよかったです。おばちゃんたちも素朴でいい人たちでした。
板荷の魅力を再発見しました。
ここでロックフェスをやりたいです。
つづく

