かわ | つれつれ散文

かわ

晩夏の豊平川の路端に 鳴り終ったチャイムと共に いつも集まってた

僕たち4人は ただふざけあい じゃれあい 夕日が沈むまで戯れていた

川の流れに 視線を流してみたり 逆らったり 

ペンペン草を いきおいよく 引っこ抜いたりして 

                             理由なんて ない

今の 時間を みなと共有したくて

嬉しく哀しく満たされてく不安に感じる全てを 4人で共有したくて ただ

                                           そこにいた

白いワイシャツや紺のスカートに 緑や土色がついたって構わない

小さい虫や空き缶を いぢっては飽きて また飽きて

いつかは 別離てしまうんだって コト みてる夢が違うんだって コト

きっと意識してるから 余計に 一緒に いたいん


誰ともなく 立ち上がると 別れのサイン

4人が四方に綺麗に別れる

背中越しに 右手だけあげて 暗闇に消えてく


ボクの前には 梟 

帰り路の創成川で ボクを待ってた

往来の激しい 小さな川沿いの 標識に止まって 梟

ネオンに消える ボクの背中越しに 右手はあがるのだろうか