家族連鎖は断ち切れます。自分が気づいた時が変わる時です

不登校のお子さんとの関係性に悩むお母さん専門の心理セラピスト渡部幸美です。

今日は家族連鎖について、書こうと思います。

家族連鎖とは、親から子へ無意識に受け継がれる影響やパターンのことを言います。

お子さんとの関係だけではなく、旦那さんや職場の人、ママ友など、人間関係の中でこのようなことはありませんか？

・人の顔色を伺ってしまう

・いい人でいようとする

・NOといえない

・ダメンズに惹かれる

・気持ちを飲み込んでしまう

・自分で決められない

・楽しさや幸せを感じたときに、「自分だけ楽しんでもいいの？」「私だけ幸せになってもいいの？」と、謎の罪悪感を感じる

・自分は何もできないという無力感で行動するのが億劫になる

子どもなりに一生懸命に生きていた自分をたくさん労ってあげてください。

それは大人になった今起こっていることではなくて、もうずーっと前、子どものころから感じていたことかもしれません。

子どものころは、お母さんに愛されるために、家庭の中で自分の居場所をつくるために必要なことでした。

それが生き延びる方法だったのかもしれません。

でも、年を重ねていくうちに、生きづらさになっていませんか？

そして、お母さんみたいになりたくないと思っていたのに、母と同じようなお母さんに自分がなっていることに気が付くのかもしれません。

子どもだったけれど、お母さんのグチを聴いたり、相談にのったり、なんとかお母さんを助けたいと一生懸命だった幼いころの自分。

今も、ちびっこの自分はなんとか家族が壊れないようにがんばっていたあの日あの時あの場所で、しくしく泣いているかもしれません。

家族連鎖は、気づいた人が変えることができます。

自分はお母さんの心理的なお世話をすることが好きなことを認めてあげてください。

「あの時、お母さんがあんな事を言ったからだ！」とお母さんのせいにしても、その悩みは改善はしません。

むしろ怒りが憎しみにかわり、自分がさらに苦しくなってしまいます。

子どもなりに一生懸命に生きていた自分をたくさん労ってあげてください。

今までよく生きてきたねと、自分を褒めてあげてください。

泣きたいときには泣いて、イライラする時には「イライラするー」って声に出してくださいね。

そして、自分の母親や父親の前で、いい子にならなくていいんです。

あるがままの自分で、自分らしく過ごしてみませんか？

自分の人生は、自分次第で変えていけます。

子どものためでも、家族のためでもなく、自分のために、一度きりの人生を楽しく、自分らしく生きていきましょう。

少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。