言葉は自分に返ってきます「すみません」よりも「ありがとう」を

不登校のお子さんとの関係性に悩むお母さん専門の心理セラピスト渡部幸美です。

先日、エレベーターに乗っていた時、降りる方がいたので、ボタンを押して扉を開けていたんです。

すると、その方は「すみません」と仰っていました。

そういえば、以前は私もエレベーターのボタンを押してもらった時、「すみません」と言っていました。

でも言葉のしくみを学んでからは、「すみません」だと相手に対して謝ってることになるから違うなと思い、「ありがとうございます」に変えてみたんです。

言われた方も、言った自分も、なんだか嬉しくなります＾＾

「すみません」と「ありがとうございます」

時と場合によって、使い方が違うんですね。言葉って深いです。

「すみません」よりも「ありがとう」

「今日も休みます。すみません・・・」

お子さんが不登校になると、学校の先生とのやり取りで電話を使うことが多くなりますよね。

欠席する際には連絡をしなければいけない時、謝ることが多いかもしれません。

学校を休む時、適応指導教室を休むとき、塾を休むとき。

「休んでしまって、すみません・・・」

謝ってばかりいると、どんどん罪悪感が強くなり、自分のせいだ、自分なんて・・・という否定的な気持ちが大きくなります。

「すみません」ではなくて、「いつも対応して下さってありがとうございます」と言葉を変えてみませんか？

もちろん、事実として、人に迷惑をかけた時に謝ることは必要です。

時と場合によって、「ごめんなさい」を伝えることも大切ですが、必要以上に謝ることは自分をさげすむ事になります。

そして、気遣いができて、まわりの人の気持ちを考える人ほど、いつも謝っていることが多いかもしれません。

自分が発した言葉は、一番自分の耳が聴いています。

「すみません」よりも「ありがとう」

どんな言葉を使うのかで、心の状態が変わりますので、試してみてくださいね＾＾

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