不登校の時の母との関係は、大人になるにつれて変わっていきました。

不登校で悩んでいるお母様の最上最強サポーター

Family's Smile 代表心理セラピスト渡部幸美です。

子どもを想うからこその母の愛

お気に入りの本で何度も何度も読んでいる本があります。

母と子のこころの相談室という本です。

この本の中にこのような一文があり、何度読んでも不登校の頃の自分を思い出し、懐かしさを感じます。

～ここから引用～

「親子という物は互いに思いが深いから、そのためにかえって互いが見えにくくなるし、分からなくなっていく部分もあるのではないかしら」

引用元：田中千穂子（1993）「母と子のこころの相談室“関係”を育てる心理学」「医学書院」P165

～ここまで引用～

確かにありました～お互いの思いが深すぎて、心はいつも母とくっついているようなそんな感じでした(;´･ω･)

今になって、ちょっとづつ、母が私に抱いていた想いに共感するようになりましたが、高校生の頃は共感の共の字もありませんでしたね(;´･ω･)

なかったというか、自分のことで頭がいっぱいで、見えていなかったです。

しかし、時が経つにつれ、感謝の気持ちが深くなり、母を想う気持ちも大きくなっていきました。

では、なぜ今になって、母に対しての気づきがあるのかと言いますと・・・

母が私が赤ちゃんの頃から安心安全の場所である家族を守り続けてくれたからだと思います。

安心安全の中で育ったからこそ、初めてのこと（思いきって心のしくみを学んでみよう！）に挑戦する気持ちになり、新たな道がどんどん拓かれていきました。

学びの時間のお昼休みには、母の作ったうんまいお弁当が私のお腹と心を満たしてくれました(*´Д｀)

母に対する感謝の気持ち、子どもを想うがゆえに心配が尽きない事、子育てに葛藤する気持ちを感じながらも、一生懸命自分に寄り添ってくれた事。

少しづつ、少しづつ、母に対して気づきの芽が出はじめていきました。

ちなみに今もぐんぐん成長中です～＾＾

とっても深い親と子の関係。

その分、ゆっくりゆっくりと丁寧に時間をかけて、育まれていくものかもしれません。