第九回 薬に頼らない生き方セミナーに行ってきました。
テーマは、「自然療法」。
石川先生の独特な話のペースが、わたしは何とも言えず、好きです。
第九回にもなったセミナー。
段々参加者も増えています。
先生のセミナーに参加するといつも、自分が一生かけて勉強すると誓った自然療法の素晴らしさや、必要性を実感します。
「自然療法」の数は、数えきれないほどあります。
一部ですが、ハーブ、漢方、ホメオパシー、オステオパシー、柔道整復、タラソテラピー、温熱療法、アロマテラピー、カイロプラクティック、リフレクソロジー、鍼灸、心理療法、アーユルベーダ、、、。
薬に頼らないで生きる方法は、こんなにあるのにもかかわらず、日本人は得に、薬や病院に頼りすぎています。保健が簡単に使えるのも原因です。
日本で薬を飲んでいるひとの75%が飲む必要がないといわれています。
吉田茂から田中角栄の時代まで、親子四代で歴代の首相のからだを診ていたのは、野口家の医師で、その方は、徒手のみで、治療をしていたそうです。
現代医学は、なくてはならない存在なのですが、全ての病気に対してそれが必要かというとそうではありません。薬に頼りすぎるのは、とても危険なことでもあります。
風邪、腰痛、頭痛、ヘルペス、過敏性腸症候群、リウマチ、喘息、アトピー、胃潰瘍、肺炎、糖尿病、高血圧、高脂血症、不眠症、心身症
この中で、病院へ行くべき病気は、「胃潰瘍」と「肺炎」だけです。
人間の体内には、薬をも超えるとても強力な自然治癒力が備わっていますが、薬の飲み過ぎは、その自然治癒力の働かないからだにしてしまいます。
薬に頼る生活は、からだにかかる負担がとても大きいのです。
1番飲まれている薬は、頭痛薬と高血圧の薬。
原因を探ることなく、痛みがでたときに薬を飲んで痛みを鎮めるのでは、絶対に良くなりません。
海外では、自然療法は、医療現場で、治療として使用されていますので、何かあったら、まず自然療法科へいく人が圧倒的に多いです。
自然療法で何ができるかというと、
原因を探り包括的アプローチできることと、人間が本来もっている働きを取り戻すということ。
「何か不調がある」ということは、「何か原因がある」ということ。
不調を訴える本人がその原因に気づき、正していかなくては、残念ながら良くはなりません。
その原因、自分ではなかなかわかりません。
例えば、楽しんでしていることがストレスになっていることもあるからです。
そのために、自然療法のプロがいます。
ただひとつの自然療法が万人によく、それが1番ということはありません。
からだは千差万別です。
食べ物も運動もアプローチも、どれが合うかは、ひとそれぞれです。
例えば私が行っている自然療法を例にあげると、
”アロマテラピーはあんまりだけれど、カイロプラクティックは合っている”
という方がいらっしゃいますし、
”エッセンシャルオイルを成分で選ぶよりも香りを嗅いで選んだほうがからだに合う”
という方もいらっしゃいます。
プロがそれを選び、アプローチしていきます。
先生は、セミナーの最後に、
これからの医療は、
「疾患を引き起こす微細エネルギーレベルの異常を取り除くことが未来の医学」
とおっしゃっていました。
驚くべきことに、WHO(世界保健機関)の健康の定義にも最近新たに加わったことがあり、
身体的健康、精神的健康、社会的健康のほかに、
「霊的健康」が必要ということ。
電位レベル、エネルギーレベルの低下が、不調を招くことは、実験で、実証されているそうです。
経絡が遮断されると、その部分の筋肉が萎縮することもわかっています。
同じことは、昨日行ったベースオイルのセミナーを受けた学校の先生も話されていました。
自然療法、いかに賢く取り入れていくかが、健康でいるための秘訣になります。
専門分野なので、長く書いてしまいましたが、「自然療法って何?」と思われている方の少しでも参考になればうれしいです。
ふぃとオーナー 水野里美