こんばんは



日付変わって、昨日は神戸まで、ワケアリな物件の解体前のおつとめに出向してきました。今回のところは、周辺の道路状況も良く、駐車場も目の前にあったので、道具の搬入もスムーズでした。それに、物件自体も物がすべて出されていてすでに家の中が空っぽだったので、作業もしやすかったです。


ご依頼があれば、色んな事情がある色んな場所に行くんですけど(他府県にまでもね)、道が狭くて現場の物件のところまで車で入っていけないようなところがあったりね。物件周辺に車を止められるところがなく、駐車場も離れた場所にしか見当たらない時は、離れた駐車場に車を置いて、そこからキャンプ道具を運ぶような大きなカートや台車に荷物を乗せて現場まで引っ張って歩いて行ったりしています。


物件自体が腐ってて床がベコベコで足場が悪くて抜けそうなとこもあったり、足の踏み場も無いくらい、ゴミ屋敷かと思うくらい物が散乱している物件もあったりね。天候や土地や周辺環境の色んな違いもあったりしますけど、毎回その時々でうまく対処しながら、夫と二人で臨機応変に対応しております。


事故物件やワケアリ物件といっても、住人の亡くなり方もさまざまでね。自⚫︎、事故⚫︎、病気などでの急な孤独⚫︎、そしてそれが発見されるまでに数日・数週間・数ヶ月のあいだ発見されなかったところとかね。年齢もさまざまだしね。


あとは、そういったことがあったあとに何もせずリフォームして転売して次の住人を住まわせたことで起こる霊現象への対処とかね。


ほかにも、解体現場で古い井戸が見つかったとか、古い祠が見つかったとか、色んな事情で放置された神様がらみや御霊がらみのあれこれのご依頼が、ちょいちょい入ってくるんでございます。


ほかにも、あまり他言できないようなご依頼とかねw。


あ、物件がらみは、まあ8割がたは、だいたいすでにご遺体も運び出されて、ちゃんと専門の清掃業者さんが清掃や匂いの処理をしてくれてて、遺品もすべて運び出して片付けられてて、からっぽにしてくれてるところがほとんどですけどね。


だけど、発見が遅れた現場で腐敗臭が酷いところは、専門業者がしっかり清掃してても、まだなんとなく匂いが残ってたりすることもありますね。あと、ほとんど空気の入れ替えをせずに長期間締め切ったまま放置されてる物件も、やっぱり窓を開けるまでは息をしたく無いよね。締め切ったままの現場に、遺品がそのまま残ってたりする現場も何度かあったからね。



ま、明るく楽しく華やかに日本文化を守るための事業や活動をしつつ、海外からも取材を受けるようなあれこれをやりつつも、そのいっぽうでは、生まれて生きて亡くなって行った人たちや、建物や、土地や、もう使われなくなって役目を終えた物を『ちゃんと終わらせるという役目』も、地味にやり続けております。ご依頼がある限りはね。



で、神戸出向から戻ってそのまま夕方には、義母のお誕生日の食事会に家族で出かけてきました。


午前中は不動産がらみの手続きや来客やで、そのあと午後イチで神戸出向で、神戸から戻る途中に法務局で用事を済ませて、夕方帰宅したら今度は食事会で・・・



とにかく慌ただしい一日でした。



このまま、4月末までバタバタです。



では寝ます。



ごきげんようグッド!ラブラブ&おやすみなさーいぐぅぐぅふとん1ふとん3