良いお天気だったので諒さんとコストコへ。
三月の旅行で買ったフレームにレンズを入れていないものがあったので入れてきました。レンズはやっぱりニコンがいい。だからコストコ。(笑)
顔馴染みのおばちゃんがいたので視力測定をして度が入ったものと度なしのサングラスを。
熱くなると日差しがキツくなるので通勤用のサングラスが欲しいなぁと思っていたので。。。
ついでにあれこれと見て回って手にしたもののなんとなく気になってUberを見るとなんと!こちらの方が安い!
と言うわけでUberで買えないものだけ買って車に戻った。
よく気づいたな。
ん。なんとなくこの前ネットで見た記憶があったから。。
4000円引きはなかなかだな。
うん。
そう言って車に乗ると睡魔が💦
寝てていいよ。
そう言われてごめんなさい。と言って起こされるまで少し眠りに落ちた。りょうさんの家に着いてからは軽い解体作業をして一息つくと諒さんが珈琲を淹れてくれた。
そして一緒に紙袋を渡された。
なに?
開けてごらん。
そう言われて袋を開けると中にほどほどの大きさの箱が。。。意味がわからず箱を取り出すと微笑んで諒さんが促す。
箱を開けると中にはベルベットの箱が。。、
もしかして。。。
開けてご覧。
少し手が震えていたのはほんの少しの恐怖があったから。そっと金具に手をかけて開けると中には首輪が入っていた。思わずため息が出たのは呆れたからではなく素材がプラチナだったから。
そして埋められた二つの石は諒さんと私の誕生石でちゃんと裏に刻印もあった。
これって。。。
受け取ってくれるかな?
はい。
諒さんが差し出した手に首輪を乗せると金具を外して私の首にそっと嵌めてくれた。
ひんやりとした感触に体が熱くなる。
皮のような締め付けはないけれど融通の効かない硬さが動きを留める。
邪魔だな。
そう言うと諒さんは私の服を全て流して鏡の前に立たせた。目を背けると頬を掴まれちゃんと見ろ。と耳元で囁やかれる。足の力が抜けていくので必死に立っていると
やることがあるよな。
そう言われて思わず時計を見るとまだ3時。そんな私をみながら大丈夫。と囁かれ私はいつもどおり諒さんの足元に傅く。
少しずつレベルアップする痛みと苦痛が心地よくて苦しいのに逃げ出したいのに体は真逆の反応でそんな自分が嫌だったはずなのに少しだけそんな自分を受け入れることができるようになってきた。
まだ時間もかかるし完全ではないけれど。。そこに到達することは私の中では完落ち。その抵抗がまた私の中にあるのは最後の足掻きなのかも。。
そんなことを家に帰る車の中で諒さんに話すと諒さんは簡単に落ちるのはつまらないから気が済むまで足掻いてみろ。それもまた楽しいから。と笑う。
首輪は諒さんの部屋。
でも飼われる現実に少しずつ日常が馴染んでいく。
もう引き返せないよ。と言われたけれど失いたくない場所だと思う自分に思わず笑みが溢れましたとさ。