DFSに足を運ぶと真っ先に大好きなブランドへ❤️

諒さんはゆっくりと後からやってきていたけど(笑)どうもこの国に来てから私が走って諒さんが後からついてくることが多い💦

店員さんと話しながらほしいものの在庫があるかを尋ねると明日なら入るかもと。。。おねがい


入荷したら連絡もらえますか?

大丈夫ですよ。


携帯No.を伝え名前を書くと諒さんが聞いてきた。


何を買うの?

ん?リップ。口紅。(笑)

そんなものもあったのか。

うん。なかなかないから来るといつも聞いてる。これなら私でも買えるし。(笑)


お店を出ると次はサングラス。

もちろん好きなブランドはRayBan。

サングラスを買う時海外がそのほとんどなのは日本よりも好きなタイプに出会えるから。今回は濃いグリーンのサングラスとメガネフレームを買いましたウインクサングラスはドライブにも使えるしメガネは帰国してコストコでレンズだけ入れてもらいます。どちらもデザインも無駄がなくてシンプル。😊

諒さんはタイプが違うけどやっぱりRayBan。(笑)

そして次はチョコレート。(笑)

ゴールドケンのチョコがあったので貯金箱と金塊のタイプを購入。

LVが苦手な私は素通りして一通りのブランドは見たけれど最後に取っておいたのはスワロ。

ピアスもネックレスも大好きだけどホームデコールは日本を脱出すると必ず一つは買うようにしているので慎重に選ぶ。今回選んだのはうさぎ。意外に買ってなかった(笑)

そして娘と私のピアスとネックレス。スワロはお手頃価格だから手にしやすい(笑)


買い忘れはない?

大丈夫。またくるから(笑)

そか。(笑)


一度ホテルに戻って荷物を置くとすぐに今度はスーパーへ。(笑)

チラシを見ながらほしいものをカートを入れていく。あっという間にいっぱいになる。💦


どおりで麻美が1番大きなスーツケースにして。と言ったはずだ。

うん。大丈夫。スケールも持ってきてるから。

そうなのか?

うん。どや。(笑)

女性は買い物好きだよな。

誰を思い浮かべてる?

だれも。(笑)


レジで長い長いレシートを見た私はにんまりと笑った。


どうした?

明日もう一回くるね。

それなら今買えば?

明日でないとこれが使えない。


私はレシートの下にあるクーポン券を見せると諒さんはくすくすと笑っていた。


明日の朝はパンを食べたいな。

じゃ、パン屋さんいく?


運転をかわって連れて行ったパン屋さんは町のベーカリー。


オススメは?

ガーリックトースト、チーズパン、エピ、ブルーベリーパン、ココナッツパン、シュガーレイズト、コーンブレッド、、、、

もう大丈夫。そんなに入らない。(笑)

あとはこれ。


冷蔵庫に置いてあるヨーグルトを手にすると諒さんは笑いながら住んでるみたいだな。と。。

運転すると言ってくれたけど久々に運転したくなってそのまま運転席に座ると少しドライブに出かけた。

海岸線沿いにある小さなカフェ。もうすぐ夕方だけどまだ、カフェタイムかなぁと思いながら到着するとどっちでも良いとマスターが言ってくれた。


飲んでいいよ。私運転するから。

そか?じゃ、飲もうかな?

うんっ!そうして。


私はエスプレッソ。諒さんは地ビール。

ナッツをつまみながら夕陽を見て色々と話をする。


こういうのたまには味わいたいなぁ。。

年一ぐらいならいけるだろ?

ん。。

ここまでスペシャルでなければ(笑)

それもだけど娘がね。。

なんかあったのか?

ううん。何もないけど。。


私は少し気になっていることを話すとなるほど。。と頷いた。


帰国後の様子でわかるんじゃないのか?

うん。


そんな話をしていたからか娘から電話が。。。(笑)


邪魔してごめんねー!

邪魔じゃないよ。(笑)なに?

買い物リスト追加していい?

いいよ。重くないなら。

ん。じゃ、買えないものは教えて?

りょ。王子と姫は変わりなく?

うん。でもおかーさんのベッドでずっと寝てる。

そか💦

イケメンいる?

いるよ。変わる?

うん。


話終わると切れた携帯が私に戻ってきた。

私は何も聞かない。少し怖いというのもあるけど聞かないほうがいいかなぁと。。すると諒さんが話し出した。


麻美、いきたいところまだあるだろ?

ん?大体いったよ。

お嬢が私に遠慮せず2人で行ってきてほしいってさ。

ほんとに?

どうする?任せるよ。

うん。


行きたい場所は離婚後娘と2人できた初めての時に出かけた小さなカフェ。

ローカルしかいないし明らかに東洋人に対して戸惑ったマスターに丁寧な英語で話をすると一気に打ち解けてくれた。

リセットをかけたくて離婚が成立してすぐに手にした慰謝料の一部を厄落としと称して旅行に使った。

長い裁判で弁護士を立てなかった私的には頭を癒す時間も欲しかった。

そのカフェがまだあることはチェックしてるけれど私的にはやっぱりここは娘と最初にしたかった。


ごめん。

分かってるよ。


これだけでこの話は終わった。でもなんとなく申し訳なくなった私は帰り道にその店へ車を走らせた。

閉店している時間だからシンプルなネオンが光るだけのお店の写真を撮って娘にLINEした。


ここ入りたいから近いうちに行こうね。


すぐに帰ってきた返信には一言「うん。」だった。

聖域を犯さなければ関係は穏やかに広がる。

そんなことを思いながら諒さんを見ると肩を抱き寄せて


いい子だな。

うん。私みたいな母からよくこんな子が育ったと思う。

そうか?この母だからだろ。

それは違う。

麻美に一つお願いがある。

なに?


諒さんの提案に私はくすくすと笑いながら快諾した。

明日の楽しみがまたひとつ増えた。照れ