こんばんは

 

6/2は息子の誕生日。

朝は教会のお当番、その後に車で40分の娘の家に行きました。

何もしなかったけれども、ただその場にいるだけでいい時間を過ごしました。

 

6/1(土)は高校の老若男女全世代の同窓会でした。

いつも年に一回催されます。

去年はコロナ禍があけて初めての会でしたが、

息子の誕生日と近い日だったので

参加しませんでした。

 

2日日曜日がハードスケジュールなので参加を迷いましたが、

友人と会えるので同期生だけの二次会だけ参加することにしました。

 

3日月曜日は仕事のあとスーパー銭湯に行き、

今日は午前中まで寝てました。

あ、もう5日になってしまいましたね(笑)

この時期は色々きついです。

 

私は今まで「息子が自分を生ききれなかったのに私だけ楽しんでいいのか」と、

ずっと自分を責めていました。

でもこれからは「私も私自身を楽しもう」と

そう自分に言い聞かせて参加しました。

 

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今回は卒業後同じ職場だったH子さんのことを書きます。

 

私はH子さんとは働く部署が全然違ったし、役職も違っていたし、

お顔を合わせることはあまりありませんでした。

 

出身大学も違っていて、高校のクラスも一緒になったことはありません。

H子さんは文系。私は理系。

でも当時からH子さんは私にフレンドリーでいてくれました。

私はH子さんと個人的なつきあいはなかったけれど、

職場で顔を合わせたら「今日も一日がんばろ~」という程度の仲でした。

年賀状のやりとりもしていません。

 

H子さんは大学時代にアメリカに2年間留学経験があります。

 

私は就職して1年半もしないうちに結婚して海外に渡り、色々あって今があります。

一方彼女はずっと独身でこの年まで大学に勤務しています。

62歳になった今は嘱託だそうです。

 

私が結婚してすぐに私の弟が大学入学し、

卒業と同時にH子さんの部署で実地研修をすることになりました。

 

私はH子さんと同窓会で会うたびに「ジュディの弟くん元気にしてる?」とたずねられてきました。

今までは「うん元気だよ」と答えてました。正直毎年めんどくさかったです。

H子さんは6歳違いの妹さんと昭和10年生まれのお母様と3人で暮らしています。

お母様は足は立たないけれどもしっかりされています。

 

私とは大違いだ・・

女性3人でお母さんとなんとかやっていけてるなんて、私にはできない。。。。

 

今年もまた「弟くん元気?」と言われたので、

私は「実はさ・・私、弟とは不仲なんだよね」と言いました。

H子さんはあまり表情は変えずに「ああ・・そうなのね」と言いました。

彼女はあまり喋らない人ですが、自分自身を持った人です。

あまり友人は多くないみたいです。

 

この会には去年のBBQで一緒だった友人も来ていました。

私はもちろん彼女たちとフレンドリーに話したけども、

H子さんはちょっと彼女たちと距離を置いていたみたいでした。

 

私は父の法事のときのことを話しました。

弟が私のコロナ疑惑のときに心配もせずに軽くスルーしたことを話しました。

弟は母のことが大好きで文句を言いつつ介護をしているけれども、

私は色々煮え湯をのまされたので、両親の介護はできないことを話しました。

 

H子さんは普通に「そうだったんだね・・」と言いました。

とてもほっとしました。

 

「まあ家族も色々あるからね・・

みんながみんな仲がいいわけじゃないもの。

ジュディ、気にすることないよ。」

とH子さんは言いました。

とても救われた気持ちになりました。

「H子さん、お母様の介護もしながら仕事してるんだよね。素晴らしいね。」と私は言いました。

「まあ・・気づいたらそんなことになっていたよね。」とH子さんは苦笑いしてました。

 

私は結婚する前に同期入社の人から送別会をしてもらってました。

H子さんは

「1980年代中頃って、”女性は結婚が1番”の時代だったよね。

ジュディは親御さんが言われるように結婚したよね。

あなたは笑顔だったけれども、私たちはあとで”ジュディは笑って出て行ったけれども、

自分の意思よりも親の気持ちを尊重しないといけなくて本当は辛かったんじゃないかな”と言い合っていたのよ。

”ジュディはえらいね”って実は私たち思っていたのよ」と言いました。

 

「うん。。実は私言いたいこと沢山あったけども、何もかも曲げられて言うこと聞くしかなかったんだ。

今でも色々言いたいことあるけどね」と私は答えました。

 

「そのあと男女機会均等法ができたっけ。。でも職場の実態はあまり変わらなかったわ。

私は相変わらず結婚はまだかと言われて、本当にうんざりしたわ。」とH子さんは言いました。

 

ほんと。。今朝ドラでも「女性にも権利を・・」と言われているけども、

あの時代から認識はさほど変わってないように思います。

 

H子さんは教授秘書をしています。教授のスケジュール管理など任されてます。

今は何でもネットなので、「日曜日でもネットのチェックをしないといけなくて休めない」と言っていました。

 

H子さん「私、一応9時から6時まで働いているけども、5時になったらきつくて帰りたくなるわ。

20代の頃はバリバリ残業してたのにね。」

私「私もだよ(笑)。時間が経つのが遅いのにお腹はすくから、

合間を見ておやつ食べてるよ。」と他愛ない会話をしました。

 

「ジュディは資格があるからまだまだ働けるよ。

あなたと同じ資格を持った先輩は掛け持ちして頑張ってるみたい。うらやましいわ」と言われました。

いやいや毒親育ちは生きてるだけで精一杯だわ。

 

そして「退職したら、お互いへのご褒美に遊びに行こうね」と二人で言い合いました。

 

私にしてみたら家族の不仲のことを話すのはかなり勇気がいりました。

でも話せてよかったです。

少なくとも会で同席したメンバーは原家族との不和を話しても変わらずに、

私のことを受け入れてくれそうな、そんな予感があります。

 

私は私の世界を少しずつ広げていけたらいいな。。

 

 

幹事の男性Fさんから
「1次会で会場に飾られていたお花だよ」と花束をもらいました。
 
この会では初めて会う男性陣もいました。
私は自分が主役になるんでなくて、ちゃんとその場で楽しく時間を過ごせるようになったような感がありました。

 

いつもありがとうございます。