救急車でうまれたワタシ -2ページ目

救急車でうまれたワタシ

2013年4月29日。ワタシは、救急車のなかで、産まれた。
新生児仮死状態から蘇生したコハル。脊椎披裂、臍帯ヘルニアなど先天性の病気をたくさん抱えて産まれたコハルは、13トリソミーだった。
そんなコハルの毎日は、始まったばかり。コハルと、その家族たちの記録です。

コハル弟も居ないのに、抜糸も終わってないので退院もできず宙ぶらりんの時間を過ごしているハハですが、

そんな私のもとに、幼稚園帰りのニィニと、送り迎え係をしてくれているチチじぃじが毎日顔を出してくれます。

ここの病室にすっかり馴れて、椅子に腰掛けみかんだのハイチュウだのを食べながら毎日Eテレを見て寛いで帰る、ニィニ。この日はお気に入りの「わしも」に夢中でした。

「うわー、ママー、見てーぇ」

「わしもが空を飛んでるーぅ」

「…コハルちゃんみたーい!」

この日のわしもは、確かに空を飛んでたらしい。(私はチチじぃじと話し込んでいてちゃんと「わしも」見てなかった)

しかも、コハルちゃんみたいに飛んでたらしい。

ん?

…コハルは、空を飛んでいるのか!( °д°)

いいねニィニはコハルに会えて。ホントにコハルが見えてるのか、誰にもわからないけど。

でも突然サラッとコハル情報を言うから、いつもエッ?!今、何て?ってびっくりします。

コハル弟が他病院のGCUに入院してから、私もコハルのことを振り返る時間が増えました。

この搬送騒ぎで約2年ぶりくらい?に搾乳して冷凍母乳を届けることになって、

母乳バックに名前とか搾乳した時間とか書いてラベルを貼るんだけど、

次男くんの名前、コハルの実名からひと文字貰ったので、(山田良子さんと山田良一さん、みたいな感じで最後の漢字が違うだけ)癖で、書き慣れてるコハルの名前を書きそうになって。

コハルには生後9ヶ月になったあたりまで搾乳した母乳与えていて、その作業してると何だか次男くんじゃなくて コハルのためにやってるような錯覚をしちゃって、これを持っていった先には何だかコハルが待ってるような気がして。

昨日から外出許可が出て、面会にも行かせてもらえてるのですが、そんなコハル気分を抱きつつ母乳持っていったら、次男くんの保育器からそんなに離れてないところに、コハルとよく似てるお姉ちゃんが入院していて。

きっと13トリソミーの女の子だと思います。とってもかわいい。そして、とってもお姉ちゃんだと思う。3、4歳かも。
まるで成長したコハルに会えたみたいで、何だかドキドキして。嬉しくなってしまって。じーっと見つめてしまって、私かなり不審なおばちゃんだったはず。

空を飛んでるコハルの姿は、1歳3ヶ月のコハルのまんまなのかな。それともあのお姉ちゃんみたいに、大きくなっているのかな。

次男くんを出産して間もない今、何故かコハルの気配を感じて過ごしています。
コハルが弟のそばに居てくれてるのかも。

ボクの姉ちゃんは、「わしも」みたいに飛んでくる。

姉ちゃんのおかげか、弟は来週中には退院できそうです。あのチアノーゼは、たまたまだったみたいで…無事に連れ帰れそうです。ご心配お掛けしました。