退院とは喜ばしいこと。のはずだが、私にとっては残念ながら違うようで。

 

また社会に戻ることへの恐怖と再び体調を崩すことへの不安が、ヘビー級の重しとなって襲い掛かってくる。

 

結局やるしかないことは脳も心も分かっているから、自分の中では結論は出ている。

 

でも、それを良しとしない反体制派がチクチクと色々言ってくる。黙れボケ。

 

もはや自分がどっちの派閥にいるのかわからず、とりあえず色んな声に対して怒りが湧いてくる。
 

そんな心の乱高下を繰り返しながら、少しずつ体も心も落ち着きを取り戻してきた。

 

会社との話も無事に終え、とりあえず1週間リカバリーの期間をいただくことになった。

 

そして、再び仕事復帰することも決まった。やるしかないからやりましょ。これでダメだったら潔くあきらめれば良い。

 

とにかくこれだけの体調不良を乗り越えて元気な体があるのだから、やはりそこに対する有難みを感じなければバチが当たるだろう。
 

そう自分に言い聞かせて、痒い目をこする。そう言えば、今回の肺炎でカユミンが再び姿を現してきたことに気づく。

 

今まで完全に鳴りを潜めていた全身の痒みが何気に復活してきた。そして、何より激しいのは目の痒み。

 

マジで尋常じゃないくらい痒い。目薬を頻繁にしていてもなかなか効かず、1日中痒みと闘っている。

 

そういやー先生が言ってたな。今回は肺炎によってGVHDも引き起こしたと。なるほど、GVHDによる痒み再発か。

 

とにかく痒くてぶっ飛びそうだけど、まーそれで済んだから良かったということにしよう。
 

そう呟きながら、久しぶりに秘密基地にこもる。2週間不在にしたけど何も変わっちゃいない。

 

でもなんとなく暗いし寒い気がする。ここにまた体温を注入する必要があるかな。

 

目を真っ赤にしながら溜まったホコリを取り払う。あー痒い。

 

さ、ゆっくり復活するとしよう。