大増上慢4 | 創価学会の問題,。。,再び

創価学会の問題,。。,再び

創価学会の問題を考える、個人のブログです。

 三人で話すのは、怪文書FAXの件です。

「誰が流したんでしょうね?」

「山田、まさかお前か?」

「ちゃいますよ!なんでそんなことするんですか。丸山さんの名誉にもかかることやのに、そんなことするわけないでしょう。」

「そうやなあ。しかし、方面男子部長のとこ、はやいとこいかなかんな。」

そんな話をしていたとき、金城会のメンバーが来ました。

 

「!」と、思う人がいました。

1人は、よく会館の創価班任務についているのを見たことがある人です。もう一人は、見たことが無い人です。

その、見た事のない人が声をかけてきました。

「齊藤さんですか?」

「はい、そうです。どうぞ。」と、同席を勧めました。

 

「始めました、金城会の秋山です。こっちは」と、振り返ると、見たことの有る人が答えました。

「新城です。始めまして。」

「始めまして、齊藤です。」

「早速なんですが、お互い仕事もあって、忙しいと思うので、単刀直入でまずはお聞きします。

丸山さん、今回の大場のストーカー事件なんですが、これは、本当のことですか?」

 

言葉の調子に詰問するような口調はなく、本当に、やさしく尋ねてきました。

「はい、本当のことです。」

「このことを、知っているのは、今ここにいる人間と、ご家族以外でおられますか?」

「それは、ないです。」

「そうですか。分かりました、次に齊藤さんにお聞きしたいことがあるのですが、今回のFAXの事は、ご存知ですか?」

 

今度は、僕に質問が来ました。

「はい、昨日の夕方から、その問題で、ここの山田とも話してます。最初に教えてくれたのは、この山田君なんです。」

「なるほど、では、誰が送信したのか、齊藤さんは、知らない。ということですね?」

「そうですが、何か?」

「実は、今朝、大場を総県の会館へ呼び出しました。そして、今回のスト^カー事件の真偽と、FAX事件のことを本人に質問しました。

すると、彼は、送信したのは、齊藤だと答えました。これをどう思いますか?」

「は?僕が??」

「そうです。彼は、総県の会館でそう私たちに答えました。」

 

なんちゅうことを!大場のやつ!

知りもしない僕を、勝手に犯人にしてしまいやがった。しかし、調べてもらえれば分かること、と説明し、自分には、全くの言いがかりとしか言えない。

誰が、送信したのか知らないけれども、きちんと調べてください。

そう、説明をしました。

 

一応は、納得してくれたようでしたが、真偽は分かりません。

しかし、なんということでしょう。いつの間にか、私が怪文書を送信した犯人にされてしまっているのです。しかも、心のどこかで信頼していた先輩に。

この瞬間に、私の中で、壊れていくものがありました。

 

先輩幹部への信頼。一緒に苦労していた頃の思い出。何もかもが、音を立てて壊れていくようでした。結局、何が創価学会やというても、結局、皆自分が大事なんやと。

 

聞けば、ストーカー事件に関しても、被害者と言われている女性、つまり丸山さんが、精神的に問題がある女性だという言い訳をし、全てを否定している、というのです。

そして、その丸山さんの作り話を信じた齊藤(僕)が、FAXにして流した、ということになっている。本部長という役職がある私で、しかも総県や、オール総県単位で、法戦を戦ったことのある私であれば、オール総県単位での名簿も手に入る、ということらしい。

 

しかし、確かにオール総県で、青年部の選挙戦の企画を担当したことはあるが、連絡先を知っているのは限られていて、今回送信されたという範囲の名簿は、持ち合わせていない。

そのうえ、元来、創価学会は、信仰者の集まり。

今回の件は、しかるべく筋に連絡をして、相応の対応をしていただき、それ以上にするつもりもない、私です。しかし、とんでもない火の粉を被ることになってしまい、しかも、なんだか、今回の事件の中心の方にいるように、オール総県に伝えられてしまっている。

 

今、ここで、金城会に否定はしたが、どこまで信じたかも不明。

ましてや、信じたとして、今後どうなるのかも不明。

かといって、丸山さんを放置するわけにはいかない。

変な疑惑を向けられても、どこかで誰かは、見ていてくれる。そう信じて進むしかない。

そう思っていました。全ては、ご本尊にお任せして、信じる道を進むしかない。

もし、間違いがあるなら、大変な罰を出すことになるかもしれないが、今は、この考えが正しい。そう感じていました。

 

金城会の帰り際に、念のため、質問しました。

「大場さんは、どうなるのですか?」

「今、ここで、はっきりとしたことを、部外者の君たちに伝えることはできない。けど、なんらかの処置はあると思って間違いないでしょう。」

そう言って、帰っていきました。

 

帰っていく二人を見送りながら、顔を見合わせた三人は、

「どうなるんやろう」と相談していました。

しかし、なんだか知らないけれど、丸山さんの知らないところで、勝手に色んなことが動き始めているような気がした僕は、山田くんに言いました。

「山田、今晩、男子部長のとこへいかへんか?」

「そうですね、僕もそう思ってました。」

「うん、早いほうがいいよな。」

 

その場を分かれて、早めに帰宅した僕は、夜の指導に向けて、お題目を上げました。

 

無事に男子部長に会えますように。

正確な情報を、きちんと伝えられますように。

男子部長が、きちんと評価をしてくれるように。

男子部長が、丸山さんが困っていることを理解してくれるように。

お題目を上げ、山田君と二人で車に乗り、隣県にある、方面の中心会館へと向かいました。

夜9時頃のことです。