こんにちは!
ASAHIです
このブログでは、人生を「生き直す」をテーマに、FX、仏教、日本の文化歴史、会計・税務、時事ネタ、日常生活を通して、あなたの生き辛さを解消できるような情報を提供していきます。
あなたの生き辛さの大きな要因は「生い立ち」です。
例えば、
・何をやっても続かない、怠けてしまう
・自分に自信がない
・何をしていても楽しめない
・人間関係で悩んでしまう
・孤独感がある
・常に生きづらさを感じてしまう
・死んでしまいたいとよく思う
・人と比較してしまい、落ち込む
上記のように、現状に不満がある、マンネリを打破したい、生きるのが嫌になっている、今の自分が大嫌いで陰々滅々な毎日を送っているのは、全て「自分で自分を愛せていない」からです。
人生を生き直す。
一点の曇りもなく、「自分で自分が大好きだ!!」
そう胸を張って言えるようになる為の情報、体験談を発信し、皆さんと共に成長できればと思います。
あなたの人生を開花させ、自立して自分らしい人生を生きていきましょう!
支配と依存が行きすぎると、人間関係が破綻する
中々人に助けを求められず、すぐ自力に偏る人に読んで欲しい話です。
これからなんでも自分の力で解決しようとする人にはさらに生きづらい時代になっていくでしょう。
自分の力だけで進めようとすると、助けが必要な場面になっても素直に助けを求められず独りでやろうとします。
能力が高ければそれでも良いのかもしれませんが、そうでない場合はかなり苦しみます。
自力に偏りがちな人には、大きく分けて2つの癖パターンがあります。
①支配的になる
暴力や力、心理的優越によって相手を思い通りに動かそうとしてしまいます。
②従属的になる
相手の意に従うことで、相手に気に入られようとする。
例えば同情を買ったりすることで、人を操ろうという意思が働くことになるからです。
人に依存してしまうタイプです。
どちらも人間関係が極端になることで、遅かれ早かれ関係が破綻してしまいます。
破綻していくからさらに人に依存してしまったり、もう全てが面倒臭くなって相手と距離を取ったりしてしまうことに繋がります。
そして同じ人間でも状況によって、支配的になったり従属的になったりします。
自分より弱いものには支配的になったり、強いものには従属的になったりしながら、人間関係がいわゆる上と下の縦関係になりがちです。
しかしこれからの時代は上下の関係でなく、横の関係性が重要になってきます。
漫画で見る自力から他力への変遷
漫画を例に取りますが、ドラゴンボールでは孫悟空が強敵と戦いながらひたすら強さを追い求めていくという姿勢が読者の共感を呼び、大人気漫画となりました。
自分より強い相手と戦いながら己を高め、最強の存在になる。
いわゆる自力型です。
強くなるために自分をとことん追い込みます。
それはワンピースにも引き継がれますが、ワンピースでは横のつながりも意識され始めます。
ルフィの目指すところは海賊王であり、それに共感した人が仲間になり、グランドラインをルフィと共に目指します。
そしてルフィは、仲間の協力なしに自分一人では何も出来ず、グランドラインに行けないことをはっきりと自覚しています。
だから仲間がピンチになれば、ルフィは当然のように助けます。
自分の身を挺してでも仲間を守ろうとしますし、何よりも仲間を大切にしています。
自力に偏りすぎることなく、他力の大切さを知っているわけです。
そして他力をさらに上手に使うのが、鬼滅の刃です。
主人公には悟空やルフィのように誰よりも強くなろうという上昇志向はありません。
ただ鬼にされてしまった妹を人間に戻すため、そして諸悪の根源である鬼舞辻無惨を倒すことだけを考えています。
鬼を倒すためには仲間の協力を惜しみません。
だから鬼一人に対して、味方が3人4人で倒しにかかったりします。
まさにチーム戦であり、他力をフルに活用した戦い方です。
一方でドラゴンボールやワンピースでの戦闘シーンは基本的に1対1が大部分を占めます。
例えば悟空が敵と戦っていてやられそうになった時、味方は助けようとしますが、それに対して悟空は「オラ一人にやらせてくれ!」と言うわけです。
まさに自力で状況を打開しようという事が描かれています。
しかし鬼滅の刃は違います。
鬼滅の刃で描かれる鬼はいつまでも生きられますし、どんどん強くなっていきます。
片や人間は弱く儚い生き物という描かれ方をします。
儚く弱いからこそ、力を合わせないと大義を果たせないということです。
また弱さを自覚しているからこそ、弱いものの気持ちに寄り添えるという側面があります。
鬼殺隊でも柱たちは、鬼に対して容赦ない人たちがほとんどですが、主人公の炭治郎に至っては鬼にすら優しさを見せます。
鬼は炭治郎に倒されても、その優しさに触れることで、過去の自分に過ちを悔いながら、どこか救われたような感じで死んでいくのです。
これからは力による支配ではなく、周りとの関係性がより大事になる
鬼は依存し執着します。
そういう意味では支配的で従属的です。
鬼舞辻無惨を頂点として上弦の鬼、下弦の鬼とピラミッド構造になっています。
強くなる為には、たくさんの血が必要なので人間をどんどん襲いますし、手っ取り早く強くなるには無惨の血を分けてもらうことでさらに上に行けます。
このように弱いものに容赦無く、強くなる為には無惨のご機嫌を取らないといけないわけです。
つまりは基本的に自分のことしか考えられないような環境にいるのです。
一方で炭治郎たちも、過去にそれぞれ闇を抱えています。
大事な人を鬼に殺されたりして、それが鬼殺隊に入る動機にもなっています。
ではなぜ彼らは鬼になることがなかったのか?
大切な人が殺されれば、復讐に燃えて鬼化してしまっても仕方ないことのように思えます。
鬼にならなかった理由はずばり、親(養育者)に大事にされた経験があるか、そして安全基地(心の拠り所)を持っているかいないかです。
炭治郎には幸せな温かい家族がありましたし、我妻善逸には厳しくも愛情を持って接してくれる師匠がいました。
猪之助には結局は捨てられてしまいましたが母親に愛されていましたし、後に出会うことになる炭治郎に救われた所も大きかったと思います。
そして柱たちには親方様がいました。
親方様が安全基地(後ろ盾)となり、柱たちの心の拠り所として機能していました。
自分が大切にされた経験があるから、他の人も大切にできるようになります。
その強い後ろ盾があることで、自分よりもはるかに強い鬼たちに挑むことができます。
時に自分の命を投げ打ってまでも、鬼を倒しにいくのです。
そこには大切な人を守りたい、これ以上愛する人を失いたくないという貢献の精神があります。
ここが独りよがりな鬼と決定的に違うところかもしれません。
鬼はただ復讐や支配、死にたくないという恐怖に駆られながら生きていきます。
それ故ただただ純粋に強さを追い求めてしまうのです。
あらゆる問題は力で克服できる、支配できると考えてしまいます。
炭治郎たちはそんな強大な敵と戦うのだからなりふり構ってはいられません。
悟空やベジータのように自分一人の力で倒す!とか言おうものなら一瞬でやられますw
だから自分の力だけでなく、ちゃんと他力を借りながら戦う必要性をちゃんと理解しているのです。
他力を使えず鬼化する現代人
しかし現代人はこの他力をうまく使えません。
だから自力に偏る人が多くなります。
他力=迷惑をかけるという思考になってしまったり、あるいは他力=対価(お金)を支払わないといけないという図式になってしまっていることもあるでしょう。
だから遠慮しますし、なおさら自分でなんとかしないといけないとなります。
そうなるとどんどん孤立化し、人や社会と分断されていきます。
とにかく周りに安易に助けを求められない世の中になっているのです。
でも自分独りではなんともならないから問題はいつまでも解決しないし、子育てで言えば虐待やネグレクトが社会問題化するわけです。
そこから世間を震撼させるような凶悪事件も起こります。
もちろん個人差こそありますが、鬼化している人が増えているのです。
積極的に他力を使っていく
これからの時代はいかに他力をうまく使えるかにかかっています。
自分の不得手なところはそれを得意とする人に補ってもらったり、助けて欲しい時には助けを求め、助けを求められた側は喜んで助ける。
こんな社会になっていかないと、どんどん息苦しくなって、冷めた暗く重い世の中、人間になっていく一方です。
だからこそ自分には何ができるのか?
何を持って周りに貢献できるのか?
まずは自分が助ける側に回るようにしないと、周りから助けてもらえるようにはなりません。
そして、それ以前に安全基地を持っているか?
辛くなった時、悲しくなった時、心の拠り所となる存在がいるかどうかがとても重要です。
安全基地は他人でなくても良くて、自分が自分の安全基地になっても良いわけです。
これを持っているかいないかで、鬼側になるか、炭治郎側になるかの重大な別れ目となります。
どのようにして安全基地を築いていくかは後日書いてみようと思います。
今日は長くなったので、この辺で。
人生は「upward spiral」
螺旋上昇。
ぐるぐる回りながら、少しずつ上昇し、変化していきます。
コツコツ継続して頑張っていきましょう。