今回のテーマは「老化について一考察」
「老化」となると色々なことが考えられますが、
ここで言う老化は
だんだんと動かせなくなる
ということと考えています。
色々と体感することはあると思いますが、
・全力で走ってもスピードが出ない
・肩が上がらない
・ストレッチで身体が固くなっている
などなど・・・
若い頃にはできていたことがどんどんできなくなっていきます。
となると、ジムに通おう！
と考える人が多いと思います。
が、それはケガや状態を悪化させる原因になります。
だったらどうするのか？
と、ここで
「ROM」 Range Of Motion
日本語に訳すと「関節可動域」に注目です。
字の通り、
「関節の動き幅・どこまで動けるか？」
ということですね。
例えば、
下の写真の様に
「腰を反る動作」でも正常な可動域があります。
ここまで反れると
「背骨の柔軟性が確保されている状態」です。
もしこの「背骨の柔軟性が落ちている状態」だと
周囲の筋肉の動きが固くなってしまい、
腰痛やぎっくり腰を起こしやすい状態になってしまいます。
でも、
仕事とかで身体動かしているから大丈夫！
と思うかもしれませんが、
普段動かさない可動域の確保
が大切なんです。
日常では、
腰を反る、捻る、真上を見る、
バンザイを耳につくぐらい上げる、
しゃがむなどの動作はほぼしません。
このような普段しない動きは可動域に制限がかかりやすくなります。
すると、下のように
「正常可動域まで動かせない」
↓
「筋肉の動き幅が減りパワーダウン」
↓
「身体が疲労しやすくなる」
↓
「筋緊張により可動域制限」
というように、可動域制限がどんどん加速し、
「老化」が進んでいきます。
なので、正常可動域まで動かせるということは、
「正常可動域まで動かせる」
↓
「筋肉の動き幅が大きくなりパワーアップ」
↓
「身体が疲労しづらくなる」
↓
「身体が動きやすく可動域アップ」
この様に、正常可動域が確保できることで
・筋肉のポンプ作用が大きくなる
・血液・リンパの循環が促進される
・身体の各細胞に栄養と酸素が供給される
結果、身体の代謝が促進される
↓
「アンチエイジング」
という良いサイクルができます。
「身体を気持ち良くフルに使えること」
これをクリアできると身体が若々しく、
動かすのが楽しくなります。
ということで
ROM 関節可動域が確保されることで
老化に対してアンチエイジングすることができ、
「明日を充実させることができる」
ということになります。
それができる身体をリボラボで作り上げていきます。
所長 野宮
リボラボ～Reborn-Body-Lab.～
鍼灸整体院
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