ぼくが歩いてきた世界と

キミが歩き続けてきた世界は

どんなふうに作られたんだろう。



もう未来は決まっていて、

ただそこへ向かうだけなのかな。



もしそうならその未来は誰が作ったんだろう。





キミの未来が明るく幸せであるように、

ぼくがぼくの世界を作ったんだ。



父親の弱さを恨み、母親であるあの人をワルモノにして。



幸せな日の思い出にも蓋をした。



なぜって?



それがキミとぼくを守る唯一の方法だと思ったから。