親に愛されたかった…

恋人に愛されたかった…

 

そんな想いを抱えながら生きていくのは辛い。

 

 

子供は、人前だろうが、相手が何をしていようが

『抱っこして』と言います。

 

 

 

何故なら、今抱っこして欲しいから。

 

 

抱っこをしてもらって、

温もりを感じたいのか

愛されているという安心が欲しいのか

落ち着きたいのか

それとも子供自身が相手に愛を伝えたいのか

 

 

理由はわかりません。

きっと子供に聞いてもわからないと思います。

 

 

抱っこを要求して毎回は叶わなかったとしても

今して欲しいことを相手に伝えられるのは凄いことだと思います。

 

 

大人になればなるほど、自分の気持ちを伝えられなくなります。

相手のことを困らせないように

相手に迷惑をかけないように

相手に嫌われないように

 

 

そうしていくうちに、自分の想いは自分自身の力で押し込められてしまいます。

押し込められた想いがなくなってしまえばいいけれど、表に現れないだけで心の奥底に寂しさを抱えながら住み着いてしまいます。

 

子供のようにいつもいつも声に出して伝えられなくても心の奥底に気持ちが沈むまえに声に出せるようになりたい。