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中部電力MIRAITOWERをあとにしてせっかくなら名古屋城に行きたい。耐震工事のために天守閣に登れないのは残念だけど、せっかくの名古屋、金鯱を拝んで帰らねば!名古屋城までは歩いて20分ほどの距離。ポツポツしていた雨も止んだのでお散歩がてら歩くことに。

名古屋城が近づいてきた頃、なんかちょっと趣のある建物がありました。こじんまりとしてるけどすごくいい雰囲気で資料館ぽかったので入るとそこは「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」。愛知県と名古屋市が共同で運営する戦争に関する資料館でした。

このとき来館者は私一人。なかなか足を止める人がいないみたいだけど、愛知、名古屋での戦争について知ることができる貴重な資料館でした。太平洋戦争では、広島長崎の原爆、沖縄戦、東京大空襲などがよく知られてますが、名古屋、愛知県もまた激しい空襲に見舞われ、特に広島への原爆投下翌日の8月7日、豊川での空襲では愛知の受けた1回の空襲としては最多の犠牲者を出したんだとか。

また戦時中に東南海地震、その翌月には三河地震と大地震が相次ぎ、2つ合わせて3500名を超える人が亡くなりました。でも、日本政府が全国の新聞社に被害を書かないように命令を出したため、正確な情報が国民に伝えられず犠牲者を増やすことに。

実は天気予報を見聞きできるのは戦争がないからだという話をよくしますが、戦争による直接の犠牲者だけでなく、こうして防災情報が禁じられることで戦争以外の、自然災害で本来なら防げたはずの犠牲を増やすことになってしまう、そういう意味でも戦争は本当に愚かなことだということが分かります。

すべてにひらがなが振られたこの平和学習パンフがまた素晴らしかった。北九州の平和のまちミュージアムにも平和学習パンフはあるけど閲覧用で持って帰ることができないんです。こちらでは誰でも持って帰ることができるパンフなのが素晴らしいと思いました。

中でも「地球に住む70億もの人を一箇所に集めると琵琶湖くらいの広さがあればよいそうです。そう考えると、よその土地を奪わなければならないほど地球は狭くないはずです」というパンフレットの記述にはハッとさせられました。こういうパンフレットを閲覧のみではなく、持ち帰ることができるというのはとてもいいことだと思います。

来館者はとても少ないとのこと、せっかく名古屋城に近い立地ですし、一人でも多くの人に足を止めてほしい。そしてこういうところに足が止まるというか、偶然出会うのもまた縁なのかな。今年は戦後80年、ひろしま観光大使もしていて、そして、来月にはテレジン展での演奏も控える中で、名古屋城に向かっていただけなのにここで戦争に関する資料館に通りがかるという縁に感謝。

#愛知名古屋戦争に関する資料館
#戦後80年