私はリコーダーを生業にしているけど、同じくらい喋ること、言葉を生業にしています。純粋なリコーダーライブでも半分は私のトークショー(笑)何をどう演奏するかと同じくらいライブで何を喋るかを大事にしています。



私が喋りに惹かれたのはニュース番組、ラジオに惹かれたからということもあるけど、もとを辿れば、小学校の国語に行き当たるのです。

ハーモニカが大の苦手で、リコーダーを三年生で習うまでは実を言うと音楽はどちらかというと嫌いな部類でした。

そんな私が小学1年生のときから大好きで、そして、得意だったのが国語でした。難病の後遺障害の影響でトイレのコントロールもままならず、1年生のときからいじめに遭い、授業中に雷が鳴れば恐怖で泣きわめく。そんな私でも小学1年生のときに書いた詩が入賞し、詩集に載った。

教科書に出てくる谷川俊太郎さんの詩をどれだけ声に出して読んだかわからないくらい。

言葉の面白さを教えてくれた谷川俊太郎さん。

算数のテストが10点のときでも国語だけは100点満点を取っていた私。極端にもほどがある^^;

2年前に「杖とリコーダーとカラフルと」という本を出したけど、200ページもある本だけど、読んだ方からは「文章なんだけど、まるで目の前でお話を聞いているかのように読みやすい」という感想をいただいて嬉しかった。

文章なんだけど、話しているような感じで書きたい。それは本を書く時に大切にしたこと。

国語の学習のとき、幼いながらに言葉って面白い、楽しい、と、国語の時間はワクワクした。

その傍らにはいつも谷川俊太郎さんの言葉があったような気がします。

私の中では伝記に登場してもおかしくないくらいのレジェンドで、まだまだお元気で、共に今のこの令和を生きてらっしゃることが嬉しかった。お元気に100歳を迎えられると思っていたので大往生とは言えとても寂しい。

作品の中で谷川俊太郎さんは生き続けるし、いつでも出会うことができる。

谷川俊太郎さん、言葉の面白さ、楽しさ、美しさをたくさん教えてくださってありがとうございました。

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