









かれこれ三十年大相撲スクラップを続けていることは知る人ぞ知るところになりましたが、実は同じ年数続けているのが投開票翌日の新聞を買うこと。今回もしっかり購入しました。ただ、大相撲の場合は大相撲の紙面のところだけ切り取ってノートに貼ればいいのでノートの冊数が増えるだけでそんなにかさばらないけど、選挙報道の場合は新聞のほとんどが選挙報道になるので新聞丸ごと保管するので三十年分、しかも衆参両方の選挙なので相当かさばります。いつもはテレビ欄の裏表紙が選挙特集になるけど、それが図解やグラフなどわかりやすくて毎回ここを見るのが実は楽しみ。今回も見応え十分でした。
さて、なにかと政治への無関心とか、投票率の低さが言われていますが、確かに今回も投票率は低かったものの、今回の総選挙、とても興味深く、そして、有権者はしっかり見てるからね!というのが反映された選挙になった気がします。与党一強が続いていたものにストップをかけたい、かといって09年のように野党に圧勝もさせたくない。三十年にわたって選挙を見てきて、正直、自民は議席を減らしてもなんだかんだで与党で過半はぎりぎり取るかなと思っていたので今回の与党過半割れは驚きました。こうなると政権運営は不安定になるものの、これまでは数の力で押し切っていたわけなので、これからは野党の顔色も伺がわないといけない。是々非々の政権運営は不安定ではあるものの、権力を振りかざして数の力で押し切ることができない、野党ともちゃんと話をしながら一つ一つ政策をつめていく、ある意味健全なのでは?と思ったりも。
キャスティングボードを握ることになった国民民主が部分連合に応じるのか。これ、前にも似たようなことがあったなぁと思ったのが93〜96年のこと。実は、子どもの頃、夏休みの自由研究に新聞のスクラップをしていたのがまさに93年、あの非自民8党連立の年でした。せっかくのスクラップノートなのでもったいなくて保管していたのですが、まさか今後の政局の参考資料になるとは思いもしませんでした。当時子どもの私にそんな事を言っても多分信じないでしょうねぇ。
93年総選挙で自民は第一党は守ったものの過半割れ。野党が結集して自民を下野させるのか、自民がどこかと組むのかが焦点でした。改めて記事を読み返すと「日本新党、さきがけは非自民連立政権に参加する方針を固めたのは、選挙中から自民党政治からの転換を掲げてきたので現状の自民とは手を組めない」や「一部に部分連合などの案もあった」とあります。まさに今の状況。この時は非自民が結集したことで自民は下野するわけですが、その後、社民が連立から離脱、まさかの自民と連立を組むことになるとはホントに禁じ手で驚きましたが、、、ちなみにこの時は羽田首相で一致とあったのに4日後には細川首相にとなってて、この4日間に何があって流れが変わってのか、その時はそこまで考えずにスクラップしてたので縮刷版を見たりしてちょっと謎解きをしてみたい。
このへんの、93年総選挙で自民第一党守るも過半割れからの非自民8党連立、社民離脱で少数与党政権、からの、社民村山氏を首相に担いで自社さを築いて自民政権奪還も96年総選挙でも自民過半割れ、のこの3年の流れは今回の総選挙の結果を受けての政局を見るうえでものすごく参考になるような気がしてスクラップを何度も見返しています。
その後、自社さ政権となって迎えた96年の衆院選も今の状況と似ていて興味深い。ちなみにこのとき初当選の下村博文氏が今回、不記載問題が影響し落選、今の総理の石破氏は無所属、前新進党だったんですね。
選挙報道の新聞もこうして三十年かき集めてみるとほんとに歴史で、今の政局とにているところがあったりして、とても面白い。こうした振り返りができるのも新聞ならではで、私がまわしよみ新聞に魅了されるに至るわけなんだよねぇ。
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