今日はお仕事の前に寄りたいところがありました。博多阪急のデパ地下。今日6.19から博多水無月の販売が博多阪急で始まりました。販売自体は5.15-7.31まで福岡市及びその近郊の和菓子屋さん27店舗で購入できるのですが、博多阪急の催事としては今日から。様々な店舗の商品が一堂にここに集まるのがいいですよね。

そもそも、博多水無月ってご存知でしょうか?
1999年に始まり今年で25年。私は始まった1999年から知っているのでもう四半世紀も続いてるのかぁと、ただの一ファンなのに始まった当初から知ってるだけに勝手に感慨深いです^^;

その昔、夏を越すことは一大事とされ、6月30日を1年の半分の大みそかとし、この日を越えると無事に1日を過ごすことができると言われています。そんな夏越の祓にいただく京都の和菓子「水無月」にヒントを得て博多オリジナルの和菓子が誕生したのが今から25年前のこと。

「小豆とわらび粉を主原料にし、笹で巻く」ことを決めごととし、あとは各店の腕の見せ所。

思えば博多は銘菓も多いですし、博多独特の文化もあります。この時期は5月のどんたく、7月の山笠のちょうどはざま。そして梅雨で雨の多いちょっと憂うつで、ジメジメ、ベタベタとする季節。そんなとき、小豆とわらび粉の優しい味が染み渡ります。

シンプルな決め事を元に各和菓子店がそれぞれ腕によりをかけて作るこの時期ならではの和菓子。素晴らしい取り組みで長く続いてほしい!と思っていたので四半世紀も続いていること。とても嬉しく思います。

博多の銘菓は様々ありますし、博多の食といえばラーメン、明太子、もつ鍋はすぐ思いつくと思いますが、そこに、博多水無月もぜひ。どんたく終わって山笠の前に博多水無月やね。梅雨に入ったら博多水無月ば食べんとね。そう言われるようにさらに長く続いて欲しいと思います。

今日は初日ということもあり、福岡市和菓子組合の方がPRに来られてました。バズらない私の拙いSNSですが、博多水無月知ってほしいので紹介したいと撮影許可をお願いするとぜひ照会してください!と。

ざるに盛り付けられているのも涼やかでいいですよね。私は抹茶、小豆、よもぎをお買い上げ。他にもラムネなんてのもありましたよ。

帰ってさっそくよもぎを頂きました。笹を開くと漂うよもぎの香り。小豆とわらび粉の上品で、今日の一日の疲れをとってくれる癒しの優しいお味。せっかくなのでお皿とフォークにも洒落っ気を出して^^;お抹茶を点てたくなります。あと2つ残ってるし、期限は明後日までなので明日でもお抹茶点てて頂こうかな。

博多の街が山で賑わう前の静けさ、山の準備がすすむ色とりどり傘の花咲く博多の街に涼しげに並ぶ博多水無月。おすすめですよ。

って、わたし、ひろしま観光大使ですが、住んでる北九州に加え、博多のPRもしちゃいました^^;

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